模倣犯という言葉は最近のことじゃあないけど、ことがインターネットであることを考えると『笑い男』を思い出してしまうな。まぁ、彼のファンからすれば…いや、真犯人が分からない以上、彼が誰かも分からんですが。
先ず最初に、Wikiで読み返してみましたが…。
推定無罪。
推定無罪(すいていむざい)は「何人も有罪と宣告されるまでは無罪と推定される」という、近代法の基本原則である。
推定無罪 - Wikipedia
無罪、有罪、犯人、容疑者…色々とありますが、テレビ等々の影響力で容疑者=有罪、犯人という風になっていると思いますが…。『容疑』というのは『推定』で行えるモノなんですね。当然なのですが。
以下のニュースを読んで。
- 遠隔操作の片山容疑者を再逮捕へ 日航機爆破予告の疑い - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013030101002536.html- これって無限再逮捕とかならんのかな?一つの案件につき逮捕って一回だけ?教えてエロい人。
実際には、遠隔操作犯が行った事件の回数分だけ再逮捕できるのだろうけど、もしもマックスまで行ったら、確実に片山容疑者の人生が終るのでは…。もうかなり大変なことになっているけど。
逮捕されている間は、確実に仕事などには行けない訳で…。最終的に無実になった時に、復職とか手引きしてくれるのだろうか。手引きしてくれないだろうな…。
結局、再逮捕に至ったのは、物的証拠がなかったのじゃないのかな?どうなのだろう。
高校襲撃は模倣犯なんだろうな…。
- 「襲撃なんてしません。申し訳ありません」 高校襲撃予告でまた書き込み - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/region/news/1- これも遠隔操作犯とかそんなのはないよね…。
件の事件のニュースを追っていると、警察はインターネット関係の事件は、犯人に追いつけないのじゃないか?と思えてくる。高校襲撃も遠隔操作犯なのでは…と妄想したのだけど、模倣犯なんじゃないか?と思えてくる。
遠隔操作事件の真犯人が誰かは分からないけど、インターネットで行われる威力業務妨害等々が起きた時に、警察が真犯人に辿り着けない…という実例がこれ以上増えたら社会倫理的にヤバイ領域に突入しそうな気がする。
しかしながら、真犯人に辿り着くなら、物的証拠、確実に犯人たる証拠に辿り着かないと、今度は冤罪になるかも知れない。
終わります。
解決策としたら、インターネットでの犯行予告に対して、どのような対処をするか?にあると思いますが、「どうせ実行されない」で動くと万が一の場合がヤバイですよね。
遠隔操作犯も分からない状況ですが、高校襲撃予告犯は捕まえられないのかな?そして、このことを考えるといつも思い出すのは『喪服の死神』です。あちらは物的証拠とかありまくる気がするのですが…。
なんか、今、日本ですごいことが起きているのじゃないか?と思いつつ。