通常、頂芽が存在している状態では側芽の成長は見られないが、頂芽を切り取るとすぐ下方の側芽が新しい頂芽となり急に成長を始める。このような頂芽優勢のメカニズムにおいては、いくつかの植物ホルモンが重要な働きを担っていることが知られている。その一つがオーキシンである。
頂芽優勢 - Wikipedia
なんか、これを読むと、若干、違うようにも思えるけど、ネギが『Y』の形をしている秘密が、なんか分かったような気がした。
私のベランダ家庭菜園のネギは、元々、市販のネギや、貰い物のネギを食べる時、切り残したネギを移植したモノだ。だから、最初に伸びていくのは、切断面がある訳で。でも、徐々に、他の芽が出てきた『Y』の形を形成して行く。その中で、上に伸びるのは分かるけど、どうやって太るのだろうか?とか考えていた。
例えば、こんな感じ。Yの片方が枯れて、新しい目が出ている。ちょっと分かり難い感じがしたから、もう1枚撮影してみる。
書いていて、気付いたけど、ネギのY状の葉のどちらが頂芽で、どちらが側芽か分からんから、冒頭で引用した『頂芽優勢』は、全然、違うことが分かった。多分。
でも、2枚の写真のようになっているネギは、多く。既に葉が枯れた痕跡も見受けられた。そこで思ったのは…。
- ネギはY状の葉のどちらかが枯れた時に、葉の先端から萌芽抑制ホルモンみたいなモノが止まり、そして、新しい芽が出てきて『Y』が維持されるのでは?
ということだった。ネギは根っこを植えたらすぐに伸びてきたことを考えると、かなり、単純な植物のように思えた。どれくらい虫に食われやすいか分からないけど、風には弱い。
だから、ポキポキと折れたり、食べられたら、すぐに新しい芽が出てくる仕組みになっているのじゃないだろうか?そんな風に思った。では、なぜ、「Y」以上の形。もっと一株当りの葉の本数を増やす風に進化しなかったのかは…よく分からない。
このように先が枯れてきているネギも、結構ある。私の仮説からすると、この葉は、後は枯れるだけだろう。その後に新しい芽が出るのだろう。どうせ枯れるなら、緑の間に収穫して、ちょっとでも食べた方が良いかな?とか思った。
勿論、一時的に光合成能力が落ちる訳だけど…。切った後に、どのように芽が出てくるかも気になるところ。
終ります。
ところで、『萌』という感じをサブカル的な意味以外で使ったのは、数年ぶりかも知れない。こまねち。