ジャンプの毎週予想を引退した当ブログですが、久しぶりに予想記事を書いちゃいます。
打ち切り予想『魔々勇々(林快彦)』。
WJ41号から新連載が3作品始まります。第一段は、魔々勇々(林快彦)です。この記事は、該当ジャンプが発売する前に、次号予告の内容から予想しているので、第1話を読んでから追記する予定です。
ファンタジー設定が読者に受け入れられるか?
林快彦先生の読切作品は、私が読んだ範囲では、ファンタジー要素はあったとしても、世界設定は現代社会の作品でした。それに対して、新連載は魔王と勇者がいる世界のようです。
さらに、魔王と共生を選んだ世界とのことで、おそらく現在の多様性とかSDGsなどを意識した内容じゃないでしょうか。さすれば、競合相手は、一ノ瀬家の大罪でしょうか。
ファンタジー設定の漫画の難しいところは…。
- 世界観が受け入れられるか?
- 主人公の境遇や考え方などに読者が共感できるか?
という点があると思います。現代社会設定の作品の方が、設定に使う時間が少ないので、共感の部分にパワーを使えるのじゃないか?と思います。
1話目を読んでから、更に考えたいですが、打ち切りの要因となりえるのは、「そもそもファンタジーの世界観がハマらなかった」となる可能性はあると思いました。
ブラッククローバーの後釜に入り込むのか?
ブラッククローバーがGIGAに移籍になったことにより、連載作品の中で剣と魔法の世界観の作品はなくなりました。
アイスヘッドギルには、魔術的なモノが出てきますが、北欧神話の要素が強いので、ブラクロの後釜からは、少しズレているように思えます。
魔王がいる世界なので、魔法は出てくるでしょう。勇者がいるということは、RPG的な世界観と思われます。
ブラクロが抜けた穴にスポっとハマった時、この作品は打ち切りを回避したと言えるかもしれんね。
1話を読んだ後に、以下から追記を書く予定です。
2023/09/11追記「1話目を読んだ後に考えたこと」。
読者が衝撃的な1話を受け入れられるのか?
もう30年くらいジャンプを読んでいる私が思うのは、これまでになかったすげー漫画が始まった。鬼滅の刃の初回に並ぶLevelの凄さ。
ただ、スゴすぎる漫画は、受け入れられない可能性もある。ジャンプの新連載でよくある、「俺、好きだけど、みんなはどう思っているのだろうか?」の状態。皆、思っているかもしれない。
アンケはどうなるのか?
ネット民は大好きな漫画に思える。幸運があるとすれば、ワンピースと僕アカが休載しているから、票が逃げにくい。
勝負の2話が超大事。
1話目がすごかった。2話がどうなるのか、さっぱり分からん。すごい1話が、自分のハードルを上げている。
バクマンでは、「勝負の2話」という言葉が使われた。最近は、「1話目の結果で打ち切りは決まる」ことが多かったけど、今回は、純粋に勝負の2話だと思われた。
もしも、失速したら、打ち切りに繋がりそうだけど…2話、どうするのか?これほど2話目が予想できない新連載も珍しい。実は、もう優勝しているかもしれない。
動画でも語りました。
関連感想。
新連載。魔王と勇者。この世界には、「魔勇」を冠した者が二人いる。18年前、終戦後、人と魔人は共生するようになった。戦争で勇者は死に、生後ニヶ月でコルレオは勇者となった。そして、魔王マママに育てられることになったのだが…。
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