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米の地産地消による米(べい)シック・インカムという思考実験。

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 農学部の修士まで卒業しておいて、農業と全く関係のない人生の私ですが、「地産地消」という考え方は好きです。

地産地消(ちさんちしょう)は、地域生産地域消費(ちいきせいさん・ちいきしょうひ)の略語で、地域で生産された様々な生産物や資源(主に農産物や水産物)をその地域で消費することである。
地産地消 - Wikipedia
 同じ物を食べるなら、なるべく近くから。地域毎の農産物の得意、不得意はあるでしょうけど、それでも、近くのモノを食べた方が、運輸コストとか、環境を考えた時に、良いはずである。

 既に、輸入も含めて、国内の流通とかしっかりした基盤が出来ているけど、京都の地で(正確には亀岡)で、宮崎県のピーマンとか、中国産のネギを買って食べる…というのは、不自然な感じがする。だって、野菜って、生だもの。


 その辺りの考えを巡らせて行くと、農業の公営化と、食料の安定受給。食料品は原則無料…とかに、思考が飛躍していくのだけど、その前段階みたいなモノを考えた。


 と言っても、まとまってないので、ダラダラと書きながら考える。


 実は、地産地消の流れは、緩やかに体感できている。少なくとも、私の家に関してだけど、ちょっと歩けば、農家の人が「無人販売所」とか構えていて、スーパーで買ったら300円くらいする(らしい)大きな白菜が100円くらいで買えるみたい。全ての野菜を、近くの農家から調達しているか?と言えば、全然、量は少ないのだけど、少なくとも、10年前よりは、100円で野菜を買ってくる量は増えている。

 なんでも、農協に卸せない分の野菜らしいけど。


 私の住んでいる団地は、結構、田んぼや畑に囲まれていて、どこかに、他府県に野菜が出荷されていくなら、私の住んでいる団地と、近隣の農家が契約して、団地内での野菜消費は、全部、周囲の田畑から行えば良いのじゃないか?とかも考えた。


 さっき考えたのは、私が市会議員になるなら、「農業の市営化」と「農産物の無料化」だな…とか思っていたのだけど、既に、商業としてなりたっているスーパー等々からは、全く支持がされないだろう。だって、売り上げ落ちるもの。

 そんな中で考えたのは、「米シック・インカム」という「お米券」の配布である。まぁ、名称は、ベーシック・インカムにかけてみただけなので、あんまり意味ない。

ベーシックインカム (basic income) は最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を無条件で定期的に支給するという構想[1][2][3][4]。基礎所得保障、基本所得保障、国民配当[5]とも、また頭文字をとってBIともいう。
ベーシックインカム - Wikipedia
 つまり、市が地産の米の地域消費を推奨する意味で、地産米を購入できるクーポン(ほぼお金)を配布する…みたいな考え方だ。

 勿論、「お米は新潟のコシヒカリ!」とか、ポリシーもあるだろうから、そのクーポンは、お米以外のモノに使えたり、個人の売買が自由であったり、換金が出来たり…なんらかの措置は必要かも知れないけど…。

 少なくとも、小売店の米の売り上げは阻害しないように思える。結果として、地域米ばかり売れるようになったら、そういう風に仕入れるだろうし…。



 多分、こういうことを考えた時に、税の徴収とか、クーポン発行・配布の経費とか、様々な問題が発生するように思われる。確実に市民税は増えるのだろうな。勿論、お米クーポンで還付される…訳だけど…。

 こういうことを考えた時に、食料を供給する農業は、他の産業と一線だけでも画しておくべき…と考えているのだろう。100%食料を輸入に頼る…なんてことは、ありえないけど、なんらかの経済封鎖とかをくらったら、食べ物が入ってこない…ということは、ありえる。絶対に、ない…なんてことはない…。

 電気・ガス・水道・インターネットがインフラになっているなら、食料生産も、インフラのように考えた方が良いのじゃないか…とか考えたり。食べるものも、沢山、ある中で、『米』にフォーカスしたのは、主食であるからだけど…。


 あ、パン派の人からしたら、「米シックインカム?ふざけるな!」になるな…。


 こういうエントリを書くと、実現しないことを、ただただ、書いている感じになるのだけど、私は林学修士だけど、農学の、地産地消とか、グリーンツーリズムをテーマにしたフォーラムとか、学会とか、とかに出席してみるのも良いかもな…。

アグリツーリズムは広義には「都市と農村の交流」のこと、実際には農場で休暇を過ごすこと。日本では一般にグリーンツーリズムと呼ばれる(農林水産省による表記は「グリーン・ツーリズム」と中点つきで表記しているが、それ以外では中点を略して表記することもある。)
アグリツーリズム - Wikipedia

 学生時代に、学会とかに行くと、「この人は何屋なんだろう?」という感じの人が質問してたりしたが…今のオレのような心境の人たちかもなぁ。一緒にしたら、失礼か。こまねち。