- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1995/04
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 48回
- この商品を含むブログ (82件) を見る
まだ、途中までしか読めてないのだけど、中盤でエロティックな展開になるところがあるのだけど、その描写が凄かった。私も下ネタWeb小説を書いている訳だが…その描写の緻密さは、やはり、プロの仕事なんだな…と思った。
正直、男女の話よりも、メタフィクションであるとか、虚構とか、そういう部分で進んで欲しいと読んでいたので、男女の話に進んだ時に…。
と思ったのだけど、情事が始まると、その表現を貪ってしまった。もっと、丁寧に読んだら良かったかな…。その興奮を表現すると、「自分が亀○になったようだ…」と表現出来る。と思った。実際、筒井先生も、奥さんとかに協力してもらったのじゃないかな。現物を見ながらじゃないと書けない気がする…。
どういう文章表現を愛するかは、作風だけど、やっぱり、プロは凄いなーと思った。私は、小説をあまり読まないから、読むと、新鮮な刺激になるのは、得しているかも知れない…。こまねち。