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累々戦記、ツーオンアイス、カグラバチ、魔々勇々、アスミカケル、グリーングリーングリーンズ…と新連載は団子状態と思ってたけど、グリグリグリが、そろそろ打ち切り候補になってくるかもしれんね。
初回から主人公の名前が誤植してたのは、前兆だったのかもしれんね。本前兆。
主人公ブレブレ。
5話まで読んでみての打ち切り予想。主人公がどういう奴か分からん。自分の将来に期待してない中、ゴルフと出会った訳ですが…。後述しますが…。
- どんな手を使っても飛距離勝負で勝ちたい。
- そのためなら、卑怯と思えるハンデを相手に要求。
- だけど、クラスメイトでヒロインからのアドバイスは拒否する。
「自分で発見して強くなるゴルフの面白さ」を語る部分と、相手の恋愛心を利用した姑息なハンデを設けるあたりは、両立してるのか？？？
そういう人もいるだろうけど、漫画の主人公としてはよう分からん。良い奴か、悪い奴かは、振り切ってくれた方が分かりやすい。
萩尾恋愛ゴルフ勝負。
現在5話まで連載されてますが、3話からバイト先の同僚の萩尾と飛距離対決になってます。勝負になった原因は、萩尾がヒロインの王賀のことが好きで、主人公の八枝崎と王賀の関係を怪しんで、ジェラシーからの勝負。
主人公は、最終的にプロゴルファーになる様子が初回の冒頭に描かれてますが、ゴルフの勝負に発展した理由が、王賀にとっては迷惑であるというか、真面目にゴルフに打ち込んでるとは思えない理由。
萩尾は初回扉絵に登場していて、物語の中では3番目に登場したゴルフプレイヤーなので、物語の初期に描かれるってのは、重要なキャラなのでしょうが、そもそもの勝負をやってることがモヤモヤしてますし、萩尾って最初のゴルフ勝負のエピソードにするほど、魅力的なキャラか？と思います。
少なくとも、萩尾頑張れ！とか全然思わんですね。打ち切り予想は、記事の後半に続きます。
ここまでが前半ってことで、よかったら、最新話の感想をどうじょ。
11グリーングリーングリーンズ5話「ぶっ飛ばせ」（寺坂研人）
王賀のアドバイスから開始。勝つためのアドバイスだったが、主人公はそれを拒否した。なぜ、拒否するのか！？その真意とは…！？そして、勝負の行方はどうなるのか…！？
グリーングリーングリーンズ5話「ぶっ飛ばせ」感想＋6話予想『アドバイス拒否、ツーオンアイスかぶり、お手本、片手打ちの反撃か？』ジャンプ感想4・5号2024年【あらすじ：ネタバレ注意】 #WJ4・5
私的には、ここからが記事の後半です。
卑怯なハンデ。
萩尾との打ちっぱなし勝負で、主人公が萩尾に求めたハンデは、「萩尾が王賀から主人公にプレゼントされたグローブを使う」というものでした。
グローブは消耗品な上、すでにボロになってるので、萩尾のグリップ力だとすぐに破れそう。好きな人がプレゼントしたグローブだから、破りたくないという心理から、萩尾は片手打ちをします。
ハンデのくだりは、コメディとしては成立してますが、主人公の卑怯さが際立ったというか、これから始まるゴルフ大河の序盤で、そんなセコいことしてていいのか？と思います。
面白いか否かは別として、爽快感はなかったです。あえて肯定的に受け止めるなら「勝つためならなんでもする」というハングリーさを表現したのでしょうか？
アドバイス拒否。
前述の通り、5話冒頭でヒロインからのアドバイスの申し出を拒否します。勝つためには卑怯な方法だってするのか！？と思いました。
作者の中ではキャラが一貫しているのかもしれませんが、卑怯ハンデがかなり邪魔してるように思えます。それがなかったら「自分で上達する道筋を発見したい」という言葉も、私の受け止め方は違ったかもしれません。
拒否したけど、最終的に、ヒロインが間接的にアドバイスした訳で、主人公がヒロインの行動をアドバイスだと気付かなかったら、とんだおめでた野郎だと思います。
3話から5話が痴情のもつらから発展しているゴルフ勝負だから、そもそも何があってもモヤモヤしている中で、主人公がコスいことをやったり、アドバイスを拒否したり、もう何がなんだか分からない。
Twitterの感想を読んでいると、わりと深い考察をしている人もいて、納得できる部分も多いのだけど、週刊漫画に求められる「読んでスッキリ納得」というのとは真逆のことを初期エピソードとして展開しているので、早々に終わるのじゃないか？と思って、この記事を書いた次第です。
今回の掲載位置は中程だけど、来年からググンと下がるのじゃないかなー…。
これまでの感想全部。
1グリーングリーングリーンズ1話「第1打」（寺坂研人）
日本人の八枝崎珀がマスターズに挑んでいる開始。水泳の授業中、八枝崎や瀬良鷹斗は、ボクシングや野球、プロスポーツの話をしているのだが…！？授業が終わった後に、早乙女と王賀撫子が職員室に呼ばれたのだが…！？
グリーングリーングリーンズ1話「第1打」（寺坂研人）感想＋2話予想『八枝崎珀と王賀撫子のゴルフ漫画新連載！早乙女は誰なのか？主人公、沼る』ジャンプ感想52号2023年【あらすじ：ネタバレ注意】 #WJ52
【WJ52号】グリーングリーングリーンズ新連載（寺坂研人）感想『ゴルフ漫画が始まり、早乙女誰なのか誤植問題』【2023年週刊少年ジャンプ感想100万円野郎】 - YouTube
私が覚えている範囲で、ジャンプで連載になったゴルフ漫画は全部打ち切りになっているので、野球以上の鬼門と言えるでしょう。鬼の行列。
打ち切り予想！グリーングリーングリーンズ（寺坂研人）『ゴルフ漫画鬼門、パター特化か？駆け抜けた過去連載』ジャンプ感想52号2023年【ネタバレ注意】 #WJ52 - ジャンプ予想を書く！伝外超スデメキルヤ団劇
4グリーングリーングリーンズ2話「もうちょっとだけ」（寺坂研人）
様々な進路の棚のC扉絵。打ちっぱなしに行った翌日。仲間たちもゴルフに興味を持った。放課後に行ってみると、受付の女性はめちゃくちゃ歓迎してくれた。お手本ということで、ハクが打ってみるのだが…！？
グリーングリーングリーンズ2話「もうちょっとだけ」感想＋3話予想『野球部、水沙プロ、上手くなりたい、夏休みアルバイト開始！』ジャンプ感想1号2024年【あらすじ：ネタバレ注意】 #WJ1
10グリーングリーングリーンズ3話「譲れないもの」（寺坂研人）
ヤエサキが同僚となり、嫌がるオーガから開始。仕事ができなかったら追い出そうと思うオーガだが、ヤエサキは要領が良かった。休憩時間には、泡田隆盛、菊井正宗と喋ったりするのだが…！？そこに、萩尾力が出勤してくるのだが…！？
グリーングリーングリーンズ3話「譲れないもの」感想＋4話予想『萩尾力他登場、打ちっぱなし、嫌な客、進退かけ対決！』ジャンプ感想2号2024年【あらすじ：ネタバレ注意】 #WJ2
7グリーングリーングリーンズ4話「やるからには」（寺坂研人）
勝負内容とハンデを決めて、飛距離対決がはじまった。主人公はハンデを三つほど提案するが、モブ達がどんびきしたので、一つに絞った。相手のクラブを選べるというハンデ。果たして、何を選ぶのか？
グリーングリーングリーンズ4話「やるからには」感想＋話予想『ハンデ、230ヤード、破れグローブ、王賀の助言とは？』ジャンプ感想3号2024年【あらすじ：ネタバレ注意】 #WJ3
面白い・面白くない…とは別軸で、「なんだかスッキリしない」とか「モヤモヤする」ってのが、一番強い気がする。そして、そういう漫画は残念ながら終わる。たびぶん。
