大阪市が職員4人を職務専念義務違反として懲戒処分（喫茶店で『10分』も休憩）

大阪市は９日、固定資産税の資産調査から勤務先に戻る途中、喫茶店に立ち寄った職員４人を、職務専念義務違反として減給１か月などの懲戒処分（７月３１日付）にしたと発表した。

　市では過去に、職場を数時間離れた職員の処分はあったが、今回は１回あたり約１０分といい、市は「サボっていると受け取られかねない。不祥事根絶に向け、厳正に対処した」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120809-OYT1T01264.htm

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『職務専念義務違反』という意味では、10分でもそうだろうけど。まぁ、喫茶店で注文から飲み終わりまで、10分で済むのか？と思わなくもないけど。休憩を「サボる」と考える…。なんだか、どんどんと息苦しくなってくる。そんな感じを受ける。

そもそも、ことが発覚したのは、ニュースでは以下のように書かれている。

「喫茶店で職員を見た」との匿名通報に基づいて市が聞き取りしたところ、昨年秋〜１２月に勤務中に喫茶店に立ち寄ったことを認めた。

なに？この匿名の通報。公務員が休憩している様をみて、そんなにも、心が乱れることがあったのだろうか？やっぱり、俺達の税金から給料で…とか思ったのだろうか？

仮に公務員の時給が1200円だとしたら（もっと高いけど）、10分って、200円くらいになる訳だけど…。ひとつの仕事終りに10分くらい休憩してもねぇ。次の仕事の話とか、その仕事のフィードバックの話とかも、されているかも知れないし。

色んな人がいての社会だけど、人の休憩を許容できない社会は…私は、嫌だな。そんなことを考えた。