先日、朝のワイドショーを見ていると…。
「ダイコンで弱った胃を元気に!」
- 出版社/メーカー: 築地市場ドットコム
- メディア: その他
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
というキャッチフレーズの特集が出て来た。この文章を読んだ時に、胃とダイコン(大根)の関係性は、どのように解釈されるのだろう?
- 胃はどうして弱ったか?
- ダイコンは胃に何をするのか?
という観点だろーか。もしかしたら、大根が『ダイコン』と片仮名表記だから、『ダンコン』とか空目する人だっているかも知れない。勿論、特集内容は、「何らかの理由で弱った胃を大根を使った料理で元気にする」内容で、大根の中の消化酵素を活かした調理法だった。
- 火を通すと酵素は分解される。
- 大根を切って凍らし、凍ったままで煮ると味がしみるのが早い。
の2点ほど覚えている。
差て、文脈を考えれば、普通は「ダイコンで弱った胃を元気に!」というキャッチフレーズは、実際に行われた特集内容を連想するのかも知れないが、文章だけで理解すると…
- 胃を弱らせたのは大根。
- その弱った胃を元気にする意気込み。
という風にも理解出来る。こういう本来の意味とは外れた理解をされないようには、どうしたらいいだろうか?簡単だけど、「ダイコンで・弱った・胃を・元気に!」を並び替えれば、文字を足すことなく出来る。そうすると、私のような捻くれた解釈は出来ない…はず。
日本語は面白いなーと思ってたのですが、それが先日の話で、今朝、以下の素敵記事を見つけました。
たまごかけご飯専用醤油だけではなく、かなりレアな醤油も提供しようと思っています。お値段は、いくら醤油をかけても300円ぽっきり! たまごかけご飯のおかわりも300円ぽっきり!
知り合いに、たまごかけご飯とたまごが好き過ぎる人がいるので、教えてやりてぇな、と。さて、引用部分の中で…
- 出版社/メーカー: 世界の水産物といえばSHUEI
- メディア: 食品&飲料
- 購入: 1人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
『いくら醤油』と瞬間に誤解して、そして、その後、曲解を楽しみました。「『いくら醤油』?どんな醤油なんだろうか。これは期待できるぞ。」と、頭の中で井之頭五郎氏に言わせてみるみたいな。
私は、二件の例では、どちらも本来意図された意味に辿り着きましたが、運が悪ければ、全く、間違った理解に到達する可能性もある訳で…日本語って難しいですね。こまねち。