ジャンプ予想を書く!伝外超スデメキルヤ団劇

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モンスター化する人格。

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 年内の話だが、京都市営バスの二条駅前でバス待ちをしてた時に、60歳くらいの男性が、自転車で走って来た。バス停に人が沢山いたために、男性は、一度自転車を止める事になっていた。それが気に入らなかったのか、頬を「ぶるる!」と震わせて、その後、前輪をぐいっと持ち上げて、地面に「だーん!」と打ち付けて、そして、また、「ぶるる!」っと去って行った。

 バス停にいた我々は、呆気にとられ、斜め後ろにいた女性達は、「あんなに怒らんでもねぇ。」、「バス停やし、人がいるのは当然やし。」みたいな事を話していた。正直、バスに乗る私だが、自転車にも乗るし、バス亭付近の人の遠慮のなさは、少々気になってはいたが、自転車の前輪を地面に打ち付けた男性の怒りっぷりには、ビックリした。そこまで、衆視の状況で感情を露わに出来るのは、すげぇ…と思った所はある。

 で、私と言えば、感情を表に出すのが苦手だ。世の中の多くの事で負けていると、20代半ばくらいから感じていたし、仮に、むっちゃくちゃ怒ったとしても、最後には、ねじ伏せられる事は分かっているし、怒ったり、悲しんだり、(喜んだり)しても、あんまり、状況は良くならない。そんなんだから、話すのも苦手な方だ。上手くまとまらないし、相手を混乱させている気がする。論理的な人ほど、私と話したら、イライラするのじゃないか…という恐怖もある。

 ちょっと前に、ある近しい女性(母親)から、「貴雄は何(薄毛とか)を言われても怒らんね。」と言われた事があって、愕然とした。私は、あんまり言い返さないし、感情も表に出さないのだが、心の中で怒っていたり、突っ込んでいたり、する訳だが、それすらも、伝わってなかったのか…と。それは、まあ、愕然としただけなのだけど、近年、出してない感情も表に漏れている気がするし、心の中のツッコミも増えている気がする。そして、ふと、思ったのだが、自分は、モンスター化しているのではないだろうか…という事だった。

 いつの日か、感情も、言葉も、一度自分の中に留める事が出来なくなるのじゃないだろうか。そして、その時に、モンスターになっているのじゃないか。そんな風に思うようになった。ずっと理性的でいたいと思っていたけど、30歳になると、脳の力も低下してきているのじゃないかと思う。怖い。