俺の中学校がテロリストに占拠されたのはどう考えてもテロリストが悪い!第72話。
きっとこのまま何も出来ないのであれば、私の人生も、きっと同じ感じになるのだろう。目が覚めた時に、本丸マサコが考えたことだった。屋上の体育用具室の中の中の使われなくなったマット。非常に目覚めが悪い。
こんな私にも、何か出来る事はないだろうか?そして、進むべき未来とは?そう考えた時に、心の中から闇が消え、目の前の白い闇も晴れたのである。
どうやら、扉の前で話している雅山政吉は、バカっぽい。ほとんど聞いてなかったけど、自分達の目的をベラベラと話していた。この男をだまくらかせば、少なくとも、ここから出られるかも知れない。善は急げ。適当でも、話してみる。
「ねぇ~ん。楽しいことしな~い?」
「ほ、本当か!?丁度、ヒマしていたんだ!」
チョロすぎる。バカなんてモノじゃあなかった。さて、次はどうしたものか…。
西本願寺マサルは、考えていた。いまや、人がギュウギュウで溢れ出していた職員室を陰から眺める。どうすればいいのか?M-9を手に突入しても、混乱が起こり、きっと巻き込まれて死傷者が出るだろう。
そう考えていた時に、職員室からはみ出した生徒の中の一人、マサコとクラスメイトで、激しくマサコのことを嫌っていて、今後の展開に関係しそうな女生徒が、マサルのことに気が付いたのだが……えーと、なんて名前だったっけ?忘れた!
続く。
ルール。
- ブクマコメントで展開希望があったら、それに習って進んでいく。
- なかったら通常通りに進んでいく。