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加害者の実名や顔写真が公開されるインターネットが新しい宗教(お天道様)になるのじゃないかな。

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滋賀県大津市で昨年10月、中学2年の男子生徒が自殺していた問題で、ネットの炎上が続いている。これまでの経緯をまとめたwikiも作られ、いじめに関わっていたとされる生徒やその父親、また担任教師の実名や顔写真も公開されている。

 事件が起こったのは昨年10月だが、7月に入りいじめの実態が各所で報じられるようになると、その内容の壮絶さから「許せない」とネットで大きな話題に。加えて警察や担任教師、市教委らのずさんな対応も次々と明らかになり、ますますネット民の怒りに火を注ぐ形になった。
加害生徒の実名・顔写真も いじめ自殺めぐりネット炎上続く - ねとらぼ

 決して、それを支持する訳じゃあないけど、もう、ニュースとして、報道されたら、人々の怒りを買う内容であれば、確実に、未成年であろうが、なんであろうが、確実にインターネットにさらされる。そして、拡散が続いて、情報は死んでも消えない。多分、就職の際とかに、本名で検索されたら出てくる。

 常に、その危険性が、隣り合わせになっている。

 しかし、その現象を支持する訳じゃあないけど、もう、現実に起きていることと考えれば、平均して宗教性が低い日本において、「悪いことをしたら神様が見ている。」とか、「お天道様に顔向けできねぇ。」とか、説得力がないように思えるが、「悪いことしたらインターネットに晒されて、一生、死んでも、そのことは消えないよ。」というのは、恐ろしいくらいに説得力があるように思えた。

 滋賀県の大津での、いじめ殺人に関して、多くのブロガーが取り上げているし、また、ネットニュースでも取り上げている。実名が出てこないのが、救いみたいなモノだけど、もう、テレビで匿名とか、全く意味をなさない。なぜなら、同じ中学校に通っている生徒は、実名を知っているだろうし、小学校が同じなら、卒業アルバムとかあるだろう。それをインターネットに放逐するのは、恐ろしく簡単だ。

 勿論、どこから投稿されたか…とかは、トレースできるのだけど、不思議と、実名を晒した人が、訴えられたとか、聞いたことない。私が知る範囲では。話は変わるけど、亀岡の居眠り事故の時は、テレビで、「ボカシが入っていてもミクシィと分かるSNS」を出していて、その後、出身地と、年齢でミクシィで検索したら、楽勝で、本人と思しきアカウントに辿り着いた。公開は差し止められていたが。テレビも「実名は出してない」に過ぎない気がする。

 冒頭に挿入した私のツイートは、そのインターネットの恐ろしい力を利用するというか、最後に逃げ込む場所として、インターネットが利用できるのじゃないか?と思ったのだけど、徹底的なイジメを受けると、マインドコントロールのように、現状を打破する心まで削られてしまうように思える。小学校の時のことを思い出せば、私をいじめていたグループの1人が釣りに誘ってくれて、ちょっと安心して釣りに行って、そして、釣りに慣れてないから、竿の振り方も分からないでワタワタして、次の日、そのグループから一斉に「釣りに関するディス」を浴びた時は、本当に絶望した。日をまたいで、絶望するための安堵を与えるのだな、と思った。

 ただ、雀の死体を口に咥えさせるとかはなかったし、一応、私にも、友達や仲間がいたから、大丈夫だったけど、今思えば、学校は、そんなに救ってくれなかった。私も、やりかえしたりしていたからだろうか…。

 話がそれたけど、徹底的にイジメられて、心が冷えて、それがマックスになった時に、自殺が起きるのだと思う。多分、声をあげるとか、頑張ればなんとかなる、というのは、全人類に共通の部分で、それができなくなるまで、いじめるから、自殺が起きるのだと思う。多分、中学生がやっているだけで、会社なら、労働問題だ。そして、大人だって、イジメをする。

 そんな風なことを考えた時に、最後の最後の手段として、いじめている相手を実名で晒して、意図的に炎上を起こして、インターネットから、いじめている相手を社会的に追い込むこととかできないものか?と考えた。今起きている炎上のように、もう既に、被害者が出てから、炎上が起きるのは、命を救えなかった、という意味では、後の祭りだと思う。

 だから、実名を晒す匿名の叫びが起きたら、市町村の役場とか、問題となっている学校とかに電突しまくったり、時間のある人は、今回なら、滋賀県に実際に行ってみたり、そういう行動が起こせるのじゃないか?とか、考えた。

 しかし、当然、もしも、それが実行できたとしたら、それを悪く使うことも同時に起きるだろう。いじめている側が、いじられている人の実名を晒して、本来意図することとは、違うことが起きるかも知れない。いや、起きるだろう。

 ところで、夕方頃に以下のエントリを読んだ。

いじめについて - orangestarの日記

 正直なところ、インターネットや創作に対する思い入れのレベルが違いすぎて、「すげーなー」としか思えないところもあったのだけど、創作や、ネットが逃げ込める場所あることは、分かった。

 「いじめ」とネットに関して考えた時に、事後として、実名を晒して、炎上を起こす以外にも、何か出来るのじゃないか?と考えた。

 例えば、完全に匿名で、絶対にいじめている側にバレないように、ブログでも書いてくれたら、多分、味方になってくれる人は、山のようにいると思える。ネット民の怒り、と、揶揄っぽく言われてしまう部分だけど、怒りをばら撒いている中には、全てじゃなくても、正義の心はあると思う。ブログを通じて、メールのやりとりとか、はたまた、小規模なSNSだって、作れると思う。

 実際に、いじめ殺人が起きてから、炎上等々が起きていることは、今、いじめている人と、いじめられている人に届いているのだろうか?それとも、少なくとも、いじめている人は、自分が「殺人者になる」可能性は…他人事だろうか。その辺りを計算できる人は、多分、いじめとかしないと思う。

 もしも、学校も、教育委員会も、親も、助けることができないのであれば、いや、実際には助けられているケースも沢山あるけど、報道されないので、あれば、インターネットには味方もいる…ということを、なんとか、発信できないか、とか、考えた。勿論、同じくらい敵もいるかも知れない、のだけど。

 今、徹底的に燃え上がっていることが、今後の抑止力に繋がるか?と言えば、そこからはズレている気がする。義務教育の中でインターネットをどのように扱っているかは分からない。

 でも、悪いことをしたら、法が守ってくれる部分があっても、インターネットで人生が終る、終らなくても、一生消えない咎を背負う可能性がある。もしくは、先生も学校も助けてくれないで、親にも言えない、言っても、助けてくれない、という状況になった時、インターネットで叫んだら、誰かが助けてくれるかも知れない。個人ブログよりも、2ちゃんねるとかの方が効果的なのかな。

 そう思ったら、インターネットよりも、もっと、確実そうなモノもあった。

一般社団法人日本いのちの電話連盟

 ここに電話をする気持ちまで、凍結させてしまうのが、いじめなのかも知れない。「耐える」ことの美徳とか、いらないのかも知れない。

 後思ったのは、件の中学校の先生が、助けなかったのか、助けられなかったのか、知らなかったのか、黙殺していたのか、分からないけど、どーせ助けられないなら、開き直って、「先生や学校では助けられない場合はがあるから、先生に相談する前に「いのちの電話」に電話してくれ」、とか、開き直っても良いと思った。


 思うがままに書き殴ってしまったけど、多分、いじめ殺人をした側とは、そもそも理解し合えないように思える。世代が違うのもあるかも知れないけど、私の倫理や道徳の範囲を超えている。

 だから、せめて、まだ、「ネット民」とか言われる立場だけど、また、「炎上」と問題視される部分だけど、宗教とは違うかも知れないけど、せめて、世の中にある「脅威」として、抑止力になったり、また、インターネットの中で、いじめっ子に関わらず、逃げ込める場所があったら良いと思った。

 いのちの電話のようなWebサービスがあるならば、それを拡散しまくれば、多くの人が知るかも知れない。自殺が起きる前に炎上を起こせたら、誰かの命を助けることが出来るかも知れない。

 そうなった時に、何が起きるかは、ちゃんと、想像と、想定をしないといけないけど。こまねち。