高卒と大卒という学歴によるチーム分けに腹を立てている時点で学歴による差別的意識を肯定している。

　私は、一応、大学院卒なんだけど、学歴に見合った実力がないということで、学歴コンプレックスを持っている。差て。テレビをみていると、破廉恥など腐れ腐れ腐れ腐れ腐れど腐れテレビ番組がやっていた。クイズに答えて、職業適性をはかる…という感じなんだけど、そのチーム分けが、「高卒チーム」と「大卒チーム」だった。「おバカ」と「賢（かしこ）」とかの方がどれだけ気が楽か…。

　ツイッターで検索してみると、怒りの声が溢れていた。だがしかし、その分け方に違和感を持った時点で、禅問答じゃあないけど、「学歴差別」を認めていることになると思った。

　多分、「高卒」と「大卒」というのは事実でしかなく、それを見た時に、学業に興味があったから、大学に進学したのだな…とか。大学よりも、やりたいことがあるから、高校卒業と同時に働いたんだな…くらいに思うのが、本当の意味で、学歴に関する差別意識から脱しているのだと思った。

　のだが、正直、なめたテレビ番組の内容だったと思う。ふざけんな、と思った。正直、「大学生なんて、学歴はあるけど仕事できないでしょ？」みたいな学歴ディスもあるけど、むしろ、そういう声が聞きたくなった。

　あの腐れ番組は、いったい、誰を幸せにしたくて、あんなチームの分け方をしたのだろうか？今は、大学進学者も多いし、敵を作る事で味方を増やしたかったのだろうか???

　テレビ局に苦情が行ってたら、ニュースになるかも知れないし、今頃、名うてのブロガーが記事にしているかも知れない。

　でも、なんか、このザワザワした感じは…世の中に悪いことが起きる前触れのようにも思える。気配だ。なんか、分からんけど、そんな気がする。

　こまねち。