こち亀最終回でオールカラーで掲載された回。実は、版によってセリフがかなり変わっていて、最初の頃には過激なセリフも結構ありました。
おもしろかったところ。
- 競馬してサボっている上に、足を水入りのタライに入れているとか、細かい描写が楽しい。
- 松本がロシアンルーレットって死んだ事実は、改訂が入って「マヨネーズ一気飲み」に変更されている事実。
気になるところ。
- 修正の入っているセリフだけど、東京から見た地方蔑視ってのは、普通の時代だったのかな。
- お茶を入れている魔法瓶とかも、古めかしくて良い感じ。
- 寺井の名前は1話から出ておる。
- 中川のネクタイは2万円。当時は、どんなもんだったんだろう。今の何万円くらいだろう。
- 爆弾犯人の名前も寺井洋一だった。「寺井」推しかな。
- 一話に出た巡査部長は、大原部長とは別人かな?
良かったところ。
- レトロな感じ。作画の書き込み。ほとばしる昭和感。生まれる前に掲載されたわけだけど、マンガの中の空気感が懐かしい。
- 中川は1話で一般人のライトバンを銃撃しておる(´;ω;`)。
- いくつかのエピソードがある、いきあたりばったりとも思える内容。こういうマンガの雰囲気も好きだな。
その他一言感想。
- オールカラーよりも、コミックスの方が、なんとも言えない迫力があるな。
- 猫が天丼に残していった猫汁の意味が、子どもの頃に読んだ時は、意味がわからなかったなー。
- 当時は、不真面目警官ってのは、ネタになったのだろうか?
1話は投稿作品だったと聞くけど、青年誌っぽい内容とも言える。
コミックス1巻。
40年の連載を1話ずつ振り返ったら、感想書き終わるのに、何年かかるだろうか…。