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観葉妖精モンデリちゃん(秋本貴廣)感想『百合が社会、親戚のつらさを救う男性ボタニカル不在読切』ジャンププラス2024年【ネタバレ注意】 #WJ

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ボタニカル読切。植物妖精と百合。父親の死、親戚地獄の展開。母親どこいった?人間社会の息苦しさ。

ボタニカル読切。

ベランダで家庭菜園をやっているので、植物がテーマなのは、興味深い。観葉植物の妖精がテーマ。エイリアンが農業する連載があったけど、観葉植物は掘られてないテーマかもしれない。

植物妖精と百合。

妖精は女タイプで、主人公も女。頼れる人も女。他界した父親は男。男友達とかは出てこなくて、異性間の恋愛などで、主人公が救われることはない。

主人公のことを見守る男友達とか、男幼馴染もいない。

父親の死、親戚地獄の展開。

主人公のストレスとなるのが、父親の死と、それに伴う親戚の態度であった。妖精はいない、我々の社会でも起こっているストレス。

それから救ってくれるのが、父の遺した観葉植物、想いってのがテーマかもしれない。妖精はいなくても、遺品は私達の社会にもある。

母親どこいった?

母親の話題が出てこなかった。死別なのか?離婚なのか?死別じゃなかったとしたら、お葬式に来たり、娘と暮らしたり、その存在を親戚が噂話したりありそうだが、一切誰も触れなかった。

妖精が広く認知されてる世界だけど、人間も性別はあるけど、単為生殖な世界なのかもしれない。

人間社会の息苦しさ。

妖精というファンタジーの世界だけど、物語の中の苦しさが人間社会に起因し、現実でも起こり得る苦しみってのが印象的。妖精は出てこないけど、植物などのボタニカルな趣味や、あと、百合とか百合とか百合が、人の心を救ってくれるのかもしれんね。

妖精は主人公の心を救ってくれるけど、親戚の性根を叩き直す訳ではないので、悪は滅びない系の読切でしょう。