ジャンプ予想を書く!伝外超スデメキルヤ団劇

劇団ヤルキメデス超外伝の裏ブログです。

【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

適切な「引用」か?「禁煙率90%!読むだけで絶対やめられる「禁煙セラピー」がすごい。」は紹介という名のネタバレだと思った。

スポンサーリンク

 以下のエントリを読みました。
禁煙率90%!読むだけで絶対やめられる「禁煙セラピー」がすごい。:Blogで本を紹介しちゃいます。
 そして、以下のように、「はてブコメント」しました。

禁煙セラピーの説得力は著者が1日100本吸う人だからで、タバコを吸わない人の書評なんて何も説得力がない。というか、本文の引用をしすぎ。お父さんが禁煙に成功されてたら、その聞いた話を書けば良かったのでは?
はてなブックマーク - 禁煙率90%!読むだけで絶対やめられる「禁煙セラピー」がすごい。:Blogで本を紹介しちゃいます。

 書評と「紹介」は違うのかも知れませんが、禁煙セラピーを後輩からプレゼントして読んだことのある私が感じたことは、上のコメントと…。買わなくても禁煙セラピーの内容の肝の部分を、引用しまくるのは?どうなのか?買わなくても本の内容が享受できるのは、本の「紹介」として良いのか?そんな風に思いました。

 そして、そんな記事が、これ書いている時点で400ブクマを突破していることに、激しいジェラシーを感じるのです。

 引用に関して。

文化庁によれば、適切な「引用」と認められるためには、以下の要件が必要とされる。



ア 既に公表されている著作物であること

イ 「公正な慣行」に合致すること

ウ 報道,批評,研究などの引用の目的上「正当な範囲内」であること

エ 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること

オ カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること

カ 引用を行う「必然性」があること

キ 「出所の明示」が必要(コピー以外はその慣行があるとき)
引用 - Wikipedia

 ウとエとカに抵触している気がします。

ウ 報道,批評,研究などの引用の目的上「正当な範囲内」であること

 「正当な範囲内」というのは、ブログを書く際にも、誰もが気にしている部分かも知れません。基本的に「まとめ」で構成されるエントリも、最近は多いですが…。

 引用箇所にコメントもないので、私は、内容紹介の度を越えている、と思いました。

エ 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること

 引用タグが使われているので、それ以外の部分は分かるのですが、引用箇所に関する解説がないところの方が多いので、そもそも、「主従」にない部分が多いように思えます。

カ 引用を行う「必然性」があること

 そもそもの「必然性」って何でしょうか?私も、色んなマンガとか、ネットニュースとかを、引用して、感想を書いたりしてますから、「必然性」という意味では、同じ穴のムジナかも知れません。

 しかし、例えば、「このニュースのこの部分に」「私はこう思った」というのは、閲覧者にとっては、読みやすくなるので、そういう部分では、「必然性」と言えるかも知れませんが、この部分は、私も守れてないかも知れません。

お父さんが禁煙を成功されていたなら。

 私は、以下の部分を読んで、「これはお父さんの体験談」なのだな、と思いました。

この本は僕ではなく喫煙歴40数年近い父親に父の日にプレゼントしたものです。何を買おうか悩みましたが、はやり健康が一番のプレゼントなのではないかと。Amazonにも400件近いレビューが書かれていますし、その効果も実践済み。実際、この記事を書こうと思った理由は、喫煙歴40年の父親が初めて禁煙に挑戦している姿を見てからでした。

禁煙率90%!読むだけで絶対やめられる「禁煙セラピー」がすごい。:Blogで本を紹介しちゃいます。

 でも、「体験談」じゃあなかったです。結果として、お父さんが、禁煙を成功されたかどうかは、不明です。しかしながら、はてブコメントでも書きましたが、タバコを吸わない人が紹介するより、タバコを吸っている人の方が、そもそもの説得力があると思います。

 お父さんが禁煙を成功されているのであれば、成功体験を。失敗されているのであれば、どのような原因で、どのような部分が、上手くいかなかったのか?というような内容であれば、一つの書評として、意味があるのじゃないかな?と思いました。

 読まなくても内容が分かってしまう。ジャンプ感想を書いている私は、常に考えている部分です。紹介に内容の引用は、ある程度、必要になってくると思いますが、それでも、買わないで、大事な部分が、ほとんど分かる…というのは、「紹介」を超えてしまっていると思いました。

終ります。

 私は、今、禁煙が100日を越えていて、それは、禁煙セラピーのおかげでした。だから、どのように役立ったか?を内容紹介を極力控えた形で書こうと思っていたので…引用した記事が、非常にショックでした。

 ジェラシーは、そういう部分にもありました。こまねち。