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「スギちゃん」に改名後は、ジーンズ生地のノースリーブと短パン、裸足という格好で、「○○だぜぇ〜? ワイルドだろ〜?」と言いながら、ワイルド、というより、勢いでやってしまって取り返しのつかないようなことを言い続けるネタを披露している。R-1ぐらんぷり2012では、このネタで初の決勝進出（準優勝）。
スギちゃん - Wikipedia
今日、テレビを観ていたら「ひるおび！」に時の人、スギちゃんさんが出演されたのだけど、知名度が上がって、露出が増えたことの危険性というモノを感じた。
そもそも、Ｍ-1とか、Ｒ-1において、優勝者よりも2位の人の方がブレイクする…という説明をパネルで行っている段階において、アナウンサーの人が「『笑飯』というコンビの方」みたいな、言い方をした時に、一抹の不安を感じた。
そのアナウンサーがどうこうよりも、会場の観覧者及び視聴者が「笑飯」と聞いて、すぐに「コンビ芸人」ということが、分からないのだとすれば…完璧にアウェーだ。
そして、スギちゃんさんは登場されて、ワイルドなネタを披露されていたけど、完璧にスベっていた。ネタは面白いのだけど、会場の空気はスベっていた。観覧者（風の人かも知れないけど）は、概ね好意的に受け入れてくれていた感じだけど、芸人が映える空気じゃあない。
そして、これは、単純に思った感想なんだけど、ホンジャマカの恵さん、その場にいた芸人さんな訳だけど…非常に残念だけど、彼のイジりも、残念だけど、プラスになってなかった。そう思えた。多分、スギちゃんさんがブレイクする前から知っている芸人さんが、その場にいたならば、フォローできたと思うのだけど…。
何の予備知識なしに見ても、面白いネタだと思うけど、お昼の時間帯にやるならば、なんらかの介助は必要だと思う。多分、夜見るのと、昼見るのでは全然、違うだろう。スベっていたと思う。
このスベりが、知名度が上がって、露出度が増えたことでのマイナス効果だ。ワイルドなネタは、私は、大好きだ。だけど、そのネタが一番面白い状態で発揮されないのであれば、マイナス評価に繋がっていくように思える。
だけど、「仕事が増えても困るぜぇ。旅行に行きたいぜぇ。」というのは、非常に面白かった。知ったのは、最近なんだけど、頑張って欲しいと思った。
こまねち。
