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TPPと農業とお米の分からないこと。

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 最近、TVをみていると、TPPがよく取り扱われている。賛成派、反対派、分かれて議論する感じで。一応農学部出身の私は、「反対派」なのだけど、仮に安いお米が入ってきたら、消費税が10%になった時に、救われる人も出てくるのでは?とも、思っている。

 農薬等々の健康被害の問題もあるけど、それは、お腹がいっぱいになれる人が心配することだとも思えるし。


 差て。反対派の私が、主に賛成派の意見で分からないことを列挙してみる。もしも、詳しい人がいたら教えてくだしあ。

減反をやめれば収量が増えて国際競争力が…

 実際に、減反政策でわざとお米を作らないようしてきて、それで収量が減っている分があるから、減反をやめたら収量が増えて、価格が下がって、国際競争力が高まる…なんて、意見が賛成派から出ているけど、あまり真面目な学生でなかった私ですら…


「まじで?」


 と思った。この人達は日本の田んぼを見に行ったことないのじゃ?とも。もっとも、私は外国の田んぼを見たことないのですが、アメリカとかは平野で超大規模にやっているイメージがある。それに引きかえ、日本は中山間地域とか、大規模農業に向いてないというのは、高校の時に習った気がするのだが…???

 本当に、減反をやめたらアメリカなどと農業で競争出来るのか?

日本の米の味は世界一!だから売れる!

 確かに、日本のお米は美味しいのだが…少なくとも私が見た討論番組では、反対派の人もふれてない問題があると思うのだが…???

お米を輸出するなら誰が買って誰が売るのか?

 農学部出身のくせに、実は、現状の日本国内での、お米がどのように流通しているか、よく知りませんでした。農家の人が作ったお米は、誰が買い上げて、どのような中間業者がいて、そして、どのように最終的に店頭に並んで、消費者が買うのか???

 こんなことも知らない私ですから、「TPPに参加して世界一の米を海外に輸出する!」と言われても、誰が買い上げて、そして、誰が売るのか?仮に商社がそれをやるなら、商社の人も、賛成・反対の議論に出てこないとおかしい気がするし、なんだか、知識人ばかりが討論していて、お金の流れも見えないというか…。

 どういう風に輸出されていくかの絵が分からないから、「え、農家の経営努力?」と思ってしまいます。確かに、フットワークが軽い人は、中国とか台湾の富裕層にお米を売っている人がいるみたいですが、全ての人は、そうならんでしょう。

 TPPに参加!海外に輸出!と賛成するなら、農家の人が頑張ってお米を作ったら、海外で売りさばいてくる存在がみえてこないと、「マジで?」という気持ちばかり強くなります。

最後に私が反対の理由

 TPPには、農業以外のことも関係しているみたいですが、農業以外のことは、サッパリ分からないので、農業に関してばかり考えています。で、私が反対の理由は…そもそも農産物は国際競争力なんて持たなくていいのじゃないか?と思うからです。

 もっとも、これは、日本に関してで、輸出品目としてパワーがある国は、競争力があった方が良いと思いますけどね。

 で、日本に関して言えば、海外に売れるなら売ったら良いとも思いますけど…なんというか、そもそも、『地産地消』という言葉が好きなんですね。不真面目な農学部時代で残った知識の数少ないものです。

 食物を運ぶことに使っているエネルギーは少ないのに越したことはない…という感じで。土地で作ったモノを土地で食べる。エネルギーの問題とかを考えると、そういうのが大事だと思うのですよね。勿論、足りてないモノは買って来ないといけない訳で、そこまでは、反対はしませんけど。

 もしも、日本国内で作った農産物が高すぎて…なんて話になれば、それは、別の問題のような気がしますし。


 と、TVを観ていて、そんなことを感じました。まぁ、私が反対していても、賛成する流れになるのでしょうけどね。この間の選挙で投票した時は、こんなこと、想像だにもせなかったなぁ。こまねち。