粗筋だけ考えるHAGEROU

• 主人公は40歳男性。薄毛（や人間関係）に悩む。
• 飛び降り自殺をしようとしたところ、謎の臓器密売組織が助ける。
• 主人公の臓器は、余す所なく日本全国の移植待ちの患者に移植される。
• 主人公の臓器を移植された人は、突然、禿げていく。男女ともに。章立ては、「肝臓　○山×夫」みたいな感じで、移植された人視点の話になる。
• 移植された人の夢の中に主人公が現れる。
• 移植された人が一堂に会したら面白いかも知れない。
• 人（主人公）が死んだとして、その断片（内臓）が分散的に生き続けている時、生命とは？魂とは？どこまでが自分で、どこまでが他人か？自分の内臓を持つ他人は、親類みたなモノか？みたいな在り来たりなテーマでも、書けるのじゃないだろうか。

　ここまで考えてみて、ネットで関連情報を調べるより、一歩進んで、医学書や臓器移植の専門書を読んだり、お医者さんにインタビューしたりして…取材力ってのが、確実に、面白さに影響してくるよな…と思って、書くのが萎えた（ハードルが上がった）。完成をさせても、パクりだしな…。