極東ネクロマンス17話「かおり」(那波歩才)の無力さ。作者の趣味全開。お気軽な反魂の術。トーク和平で戦う理由もなかったんだ!
2024/8/26の『極東ネクロマンス17話「かおり」(那波歩才)の無力さ』を書くジャンプブログ感想日記。
近々、最終回すると思いますが、極東ネクロマンスの今週が無力、無念だった。何が極東でネクロマンスだったのか?
作者の趣味全開。
メランコリーとか、ロシア文学とか、季節とか、風のにおいとか、作者の趣味が爆発していた。主人公は小説家だから、文学的表現が飛び出すのは間違いないけど、メタファーするまえに、しっかりしておいてほしいことが多かった。
- ラスボスは自分の兄。
- カオルの命が狙われるなら死霊術協会で匿うべきだった。
- そもそも戦う理由があったのか?
などなど。
お気軽な反魂の術。
カオルの父親とヨウジの兄、リュウジがもめにもめた理由は反魂の術なんだけど、なんだかんだあって、普通に使った。
カオルの母親を生き返させるための反魂の術だったけど、揉めに揉めた結果、リュウジも死ぬし、禁忌としていた反魂の術も使うし、カオルの母親が生き返る訳でもないし、いったい、何をやってたんだ!と思う。
トーク和平で戦う理由もなかったんだ!
ヨウジ・リュウジの兄弟は、バトルしたけど、最後はメランコリーとか仲良くトークしちゃって、そもそも戦うのじゃないくて、トークすべきだったのじゃないか?
カオルの父親も、タイマンを受けるのじゃなくて、トークすべきで、妻(カオルの母親)も蘇生させるべきだったのじゃないか?と思えた。
命がけでやってきたことが、ほとんど意味がなかった。バトル漫画だけど、戦ったことがそもそも間違いだったなど、様々なことがひっくり返り、なんとも言えない無力感があった。そら、終わりますわ…。
こういう部分は、前作のエイリアンズエリアよりも加速しちゃっている気がするのだ…。
今週の感想。
先週の感想。
19極東ネクロマンス16話「死なない」(那波歩才)
龍に対し薫とシシの奥の手が炸裂する!龍の魂を取り出し、それを食せば終了なのだが…!?しかし、龍はそれを許さない。さらには、衝撃の展開が続くのだが…!?
極東ネクロマンス16話「死なない」感想+17話予想『龍は再生を繰り返し、魂エネルギーの消耗戦』ジャンプ感想38号2024年【あらすじ:ネタバレ注意】 #WJ38