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ライターのチルド(貯蓄家)は炎上狙いで痴漢という性犯罪を愉快犯的にブログに書くゲロカス野郎。

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ライターって、Writerじゃあなくて、Lighterって意味だったのでしょうか?以下のエントリが炎上しているようです。

cild.hatenablog.com

読んで思ったことを書いてみます。最初に断っておくと、『ゲロカス野郎』というのは、ある意味褒め言葉です。

認識の浅さ。

タイトルの通り「痴漢されない女子の特徴」に書かれた内容です。それらの全ては、筆者が男性であることから、すべてが外れているわけではなく、色々な感情が渦巻く痴漢という犯罪を考えると、そういう傾向の傾向ぐらいのレベルでは事実と重なっている部分はあると思います。

しかし、読んだ印象として、チルド氏自身の思考に基づく想像力の範囲内の痴漢像による「狙われない女性」という話の閾を出ていないように思います。端的に言うと、チルド氏が痴漢をするなら「狙えない」女性を述べているように思えるのです。

しかし、氏は自らライターを名乗り、貯蓄もしているという意味で、性犯罪を行う人と比べると、平均的に理性的な人間ではないでしょうか?散財することが理性的でないと言ってしまうと乱暴な部分はありますが、金銭に関わる計画性も理性の一つと言えるでしょう。

犯罪、性犯罪というのは、時に我々の理性を飛び越えたところで起こります。

冤罪事件も含めて、痴漢という犯罪は、そこで人生が終了する可能性がある重篤な犯罪です。実名報道されたらば、再就職も難しいでしょう。そういう部分も知っている人は、仮に邪な気持ちがわいたとしても、きっと理性で抑えることができるはずです。しかし、犯罪は、そういうのを飛び越えたところで起きます。

私は、痴漢犯罪に詳しい訳じゃあないですが、テレビなどで性犯罪の最先端のニュースなどを見たところ、お隣の韓国では性犯罪者は刑務所内で投薬の治療を受けるそうです。また、日本人で何度も再犯を行う人のインタビューでは、「自分には抑えることのできない欲望を薬でも手術でも取り払って欲しい」という話をされてました。

これらの話は、元エントリに比べるとかなり極端な例で、チルド氏がこのような話を知らなかったとしても、そこは責めるところではないと思いますが、犯罪を自分の想像力の中の痴漢像で語る部分は、浅はかだと思うのです。

氏は男性なので、街中で女性を見た時に、劣情がわくこともあるでしょう。しかし、それを実行に移さないのは、良心と理性があるはずだからです。しかし、痴漢をする人は、それらを飛び越えた欲望を持っているはずです。国が違えば、薬で治療されうるべきものかもしれません。

それらを想像した時に、氏の書いた「痴漢されない女子の特徴」というのが、全く外れではないにしろ、そんなのを飛び越えたところで、動物的とも言える欲望で行われる可能性があることは、想像に難しくありません。

エントリを書くにあたって、どれくらいの思慮、思考がされたかは分かりませんが、読んだ印象としては、「浅はか」でした。

炎上狙い??

知っていることや、想像力の多い少ないは、別に責める部分ではないと思います。それがどう評価されようが、自分の頭で考えることは大事なことだと思います。しかし、以下の一文は看過できないものがありました。元のエントリからの引用です。

痴漢に遭わないというのは、世間の需要に完全にミスマッチということでもあります。

まったく需要がなく、誰からも避けられる人生。そして、しょっちゅう痴漢に遭ってしまう人生。我々にとって、どちらがより、不幸の度合いが強いのでしょう。


ぶっちゃけ、このような価値観が過去に何度も炎上しているので、てめーは何年Hatenaやってんだゲロカス野郎、なんて言葉が頭を駆け巡りました。知って書いているなら、炎上狙いでしょうし、知らずに書いているなら、がち炎上です。炎上すればアフリエイト的にはPVが増えますが、女性読者は確実に減ったのじゃないでしょうか。

あえて解説してみるならば、痴漢に狙われるような部分を『需要』と呼んだり、それを世間と結びつけるあたりは、炎上というよりガソリンそのものです。それは、チルド氏が異性に求めている部分の一端なのかもしれないですが、女性を容姿や、性的魅力の部分だけで『需要』とか言っちゃって炎上しているのは、これまでに何度も炎上した話題のはずです。

何年、Hatenaやってんだ。痴漢にあわない人生の方が、痴漢にあう人生より幸福に決まってるだろゲロカス野郎。


男は、女性の痴漢などの被害を想像できないと聞きます。それは、肉体的に優位な存在から性的に屈服されることが少ないからです。一概には言えないですが、男よりも女性の方が筋力が弱いというイメージはないでしょうか?だから、痴漢をイメージするなら、自分よりも屈強なプロレスラーのような男に、弄ばれるようなイメージが必要だと思います。そうイメージした時に、痴漢というものを需要や幸不幸という次元で語ることができるでしょうか?私はできません。

チルド氏は、アフリエイターです。炎上すればするだけ旨味があります。いくらかの女性読者は読者登録を外したことを願いたいですが、それでも氏は人気ブロガーなので、今後も別の話題でもバズるでしょう。

今回のエントリで、傷ついた人もいるのじゃないか?と思うと、干すことを願います。干して、干して、干しまくって、カラカラになって、二度と炎上しないことが必要なのじゃないか?と思います。

しかし、きっと多くの読者がブログを読み続けるでしょう。せめてバズったら炎上する話題は、読んでもスルー、スターぐらいでとどまって欲しいところです。書いたエントリが、本来読むことはなかった人に届いてしまい、それで傷つく人もいるのじゃないか、と思うのです。