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体罰問題がテレビで出ない日はないですが、沖縄の高校の野球部の監督さんが「体罰抜き」で強豪校に育て上げられた取材VTRを見ていて、部員の寮生活、食事とか作法とか、掃除とかそういうモノの改善でチームを強くされたニュースを見て…もしやと思ったのですが…??
それは後述するとして、昨晩の寝る前にはてなブログで素敵エントリを読んでました。寝る前なのに「長文！ひぇぇ」とか思ったのですが、書かれたlkhjkljkljdkljlさんが「長い」と言っておられるほど、長く感じませんでした。共感と思慮から始まるからかも知れません。
体罰を越える効果手段は何か？
一番、考えさせられた部分を引用します。
実はこのタイプの人を動かす方法を俺は知っている。怒鳴ることだ。怒鳴って、恐怖を与えると、これらの人々は動く。または罰則を与えることだ。
体罰について書いていたが、あまり関係なくなった - ２４時間残念営業
まー。働いていた会社を思い出した感じです。以前会社Disをしてみたら、社長は自分がトップだと思い現状認識をしないで部下を無能だと思い続け意味のない叱責を続け、それをすり抜ける渡世術を持つ人は上手くやり（意味ない）、それができない人は、無意味な叱責にバキバキになって働く…というようなイメージが出たのですが、今は、何か変わっているかも知れない。
ただ、『怒り』が職場にもたらすのはマイナス効果しかなくて、スポーツにおける体罰が、競走馬をムチで叩くような短期的な効果、続く体罰を恐れるような洗脳的効果がありそうなのは、確かだな…と思うのと、受ける側が「愛のムチどんとこい！」であれば、問題はないのかも知れない。そうなると、体罰じゃあなくて、SMに思えるけど。
でも問題になっているのは「実は嫌だった」という感じで、告発に到っている訳だから、そうじゃあないのだろう。私は、あまり、スポーツにもオリンピックにも興味はないのだけど、どついてでも、楽しくない思いしてでも勝たないといけないという歪みは、lkhjkljkljdkljlさんのエントリでも書かれている気がするけど、残業代を払われなくても、仕事と終らせる、会社の利益を出さなければならないという歪みと、どこか通じる部分があるように思ったけど、通じてないかも知れない。通じてなくても、世の中にある『歪み』だと思われる。
というようなことを考えた時に、職場においての話にシフトさせるけど、怒る、叱責によりも効果のある方法は…。
倫理だったりしてな。
という考えに戻りました。冒頭で書いた沖縄の監督さんが、高校生の指導の中に取り入れた野球以外の側面は…。
- 食事などの生活の改善。
- しつけを含む5Sの徹底。
- 練習中に行われる1分間スピーチ。
『1分間スピーチ』ェ…と思ったのですが、まぁ、人のスピーチを『聴く』ことで、集中力と注意力を増すという野球的アレンジが加わってますが、この3点を並べてみると、某法人会の名前が思い浮かびます。
もちろん、監督さんが、その会と関わりがあるかどうかも分からないので、偶然、職場に活力を！と似た方法論になったのかも知れないですが…??
ただ、会社員時代は「倫理だ！宗教だ！げぇぇ！」と思っていた『倫理』ですが、まぁ、『体罰』に比べると、まっしって言い方は変ですけど、少なくとも前向きな方法ではあるのかな？と思いました。
しかし…。
仕事（練習）は楽しくない前提。
体罰にしろ、倫理にしろ、この前提があるように思えるのですが、スポーツを仕事を、体罰的側面なしに『楽しい』方法に導いていくには、精神的側面に触れていくように思えるのですが、『宗教』に抵抗があると、どこかの時点で、壁にぶつかるということがあるのじゃないかな？と思いました。
…時々テレビで出てくる「声を出す系の居酒屋」の仕事風景とか「うへぁぇ」って思ってしまうような。
終わります。
なんてことを考えました。何文字くらい書いたのかな？と計測すると、約1500文字弱。件のエントリは、確かに長いですね。それに比べると、このエントリは、2分くらいで読めるのだろうな。よいですが。
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また、お会いしましょう。
