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ジャンプ感想の「あらすじと感想」の違い。

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 id:Chikirinさんの以下のエントリを読んで考えたこと。

「考える」と一番混同されやすいのは「分析すること」です。「分析=思考」だと思っている人もいます。確かに、思考の前段階にはしばしば分析が必要となります。でも、このふたつは違うことなんです。

「思考と分析」、その微妙かつ決定的な違い

 このエントリでは、「思考」と「分析」の違いに関して書かれていて、ざっくりと言うと、「分析」とは、与えられたデータを計算等をするまでで、「思考」とは、分析の結果に、自分の考えというオリジナリティが加えられている…ということでしょうか。


 ここで述べられている「分析」と「思考」の関係は、私が行っているジャンプ感想にも通じるモノがあるのじゃないかな?と思いました。言葉を置き換えて、「あらすじと感想」の違い。あらすじと感想の違いは何か?!…まぁ、もう言葉からして、全然、違うのですが…なのですが、読書感想文などもそうですが、「感想」と「あらすじ」は混同されがちです。私が小学生時代に書いた読書感想文は「あらすじ」でした。


 ジャンプ感想サイトにおいて、与えられるインプットは、当然、週刊少年ジャンプ本誌に掲載されている連載マンガや読切マンガです。そして、その内容や展開のみを書いてしまうと、それは、「感想」じゃあなくて、「あらすじ」でしょう。

 ジャンプ感想サイトさんを巡っていても、あらすじの量の多い、少ないで、「ほぼ、あらすじですやん(・ω・)」と思うことも、しばしば。

 もっとも、「分析」と違って、10人が書けば10人の色が「あらすじ」にも表れるでしょうが…。その作品を好意的にとらえているか否かによっても、随分、違うでしょうし。

 でも、読む立場としては(私は)、「あらすじ」+「おもしろかった」という『感想』は、あまり、好きじゃあありません。


 『ジャンプ感想』を誰に発信しているか?という意識もあると思いますが、私は、基本的に『ジャンプを読んでいる人(インプットを共有している人)』に向けて書いているつもりなので、基本的に、あらすじ成分は必要ない訳です。文章の流れの関係で、入ってしまうことが、多々ありますが…。


 話がちょっとそれました。


 では、「感想」とは何か?を考えると、それは、冒頭で紹介した記事における「思考の結果」だと思っています。ジャンプというインプットに対して、書き手は、どのようなことを考えたか?感想には、色んな要素があると思います。

  1. 面白かった、面白くなかったという印象。
  2. 展開の予想・考察。
  3. 画面やコマ割など作画に関して。
  4. 絵やデザインに関して。
  5. 妄想。

 ぱっと挙げて、5点くらい出て来ます。これらは、書き手によって随分違い、好きな作品とかも違えば、読み込み方も違う、感性も、違う。ジャンプ感想サイトを巡る楽しみは、自分とは違う考え方や、あるいは、自分と同じ考え方を見つけることじゃあないかな、と思います。冒頭で紹介した記事から、さらに引用すると…。

このブログには、情報や知識、その分析結果としてのグラフや“情報のまとめ”だけではなく、「ちきりんの思考結果」が書かれており、それが読者を増やしている理由だと思うのです。

 感想を書く時は、ジャンプを読んで感じたこと、内面に響いたことを大切にするように心がけています。それが読者を増やしていたら、いいのですけどねぇ。

 記事を書いてみて思ったのは、小学生の時に超嫌いだった「読書感想文」で学習されることは、ジャンプ感想にも、大きく通じている…ということ。「あらすじ」を脱することができたのは、ジャンプ感想を書き出してからなので、成人した後だった訳ですねぇ。


 今後も、良い「感想」を書き続けられたらな…と思います。それでは、また、お会いしましょう。