この記事は、長年ジャンプを読んできた、感想を書いてきた経験をもとに、次号予告の時点で、打ち切りになる場合を予想したモノです。第1話を読んだ後に、追記します。
次号予告から読み取れる情報。
- 作品タイトルは、神楽+蜂で「カグラバチ」じゃないだろうか?
- 主人公の名前はチヒロ。
- 父親は刀鍛冶。主人公は、父親に憧れている。
- ある日、異変か事件が起きる。
刀鍛冶の父!
刀鍛冶という職業は、現実世界にもありますが、予告カットから見るだに、おそらくファンタジー世界のようです。
さらには、「刃文」という言葉が、煽り文にあるので、おそらく魔力や特殊能力を秘めた刀、ソードがキーアイテムになると見た。
剣戟バトル!
漫画のPRポイントは剣戟バトルアクションのようです。つまり、バトル漫画。刀鍛冶を営む父親と過ごしているが、ある日、事件か、戦争か、魔族襲撃などが起きて、父親が死に、父親が残した刀でバトルする感じでしょう。
あるいは、物語の冒頭の時点で父親は既に故人という可能性もありそう。
魔々勇々とファンタジーかぶり!
新連載は3つありますが、ファンタジーであるなら、魔々勇々とファンタジー要素がかぶりそうです。今のところ、魔々勇々にソード要素はないですが、魔王と勇者の物語なら、剣が出てくる可能性あり。
ブラッククローバーが抜けた後の、ファンタジー後釜狙いになりそうですが、設定が競合しているので、票が分かれそうです。
バトルだとしたら、そのバトルの大本にある主人公の境遇などに共感は生まれるか?
最近のトレンドでは、「応援したくなる主人公」というのがある。憧れた父親との死別。それに対して、主人公はどう立ち向かうのか?
刃文に特殊能力などの異能要素があるとしたら、それは、今や十把一絡げの異能漫画の一つの設定でしかないので、武器や能力の設定が、主人公や物語に、どのような必然性があるかが大事だと思います。
これまで、「こういう設定のバトル漫画」だけがウリで終わっていった新連載は、山程ありましたね。
外薗健先生の過去作品を思い出すだに、ダークな要素が強いのじゃないかと思われますが、果たして…!?
鵺の陰陽師の牙城を崩せるのか?
新連載が一番バチバチするのは、最近の新連載で人気急上昇の鵺の陰陽師でしょう。「バトル」や「異能」という部分では、ジャンルがかぶってそうですが、「萌え」や「ゆるさ」の部分で、鵺にどう勝っていくかが、勝敗の鍵になるじゃまいか?と思いますぞ。
2023/09/19・読んだ後の予想の追記。
刀&妖術の世界観が受け入れられるのか?というのが、人気のポイントになりそうです。
- 父親への復讐。
- 武器は刀。
- 敵は妖術を使う。
1.の部分を「家族」とか「妹」に置き換えれば、鬼滅の刃に近そうな気がします。
作者の魅力で、どこまで引っ張れるか。
題材は、死ぬほど新しい訳じゃないと思うので、作風や作者の魅力、物語力というのが鍵になるのじゃないか?と思います。
多くの連載開始がそうかもしれませんが、先週の読切の「ママユウユウ」に比べると、「こんな漫画読んだことねえぜ!」という勢いは、弱かった気がします。
読切を引き伸ばしたような印象。
物語のラストは、父の敵であるだろう妖術師を倒したら終われそうな気がします。だとしたら、60ページ弱の読切とかでも、ページ数をやりくりすれば、到達できそうな気がします。
ラスボスを倒すまで、話数をどれくらい使うのか?というのが気になります。アンケがよかったら、敵も味方もどんどんと出てくるでしょう。
第1話の感想を書きました。
刀鍛冶の新連載。父親とチヒロは、天気がよくても作業場に籠もるのであった。父の名は、六平国重。普段は、金魚の聞き手になるような父親だが、仕事場では真面目モードだ。そんな父子に、ある日(38ヶ月後)、事件が起きるのだが…!?
カグラバチ1話「すべきこと」(外薗健)感想+2話予想『刀鍛冶と金魚!妖術師とヤクザ、剣戟バトル!毘灼に復讐!』ジャンプ感想42号2023年【あらすじ:ネタバレ注意】 #WJ42
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