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「風立ちぬ」の感想を書いておりました。
感じ方は様々で違う感性、また『共感』とはいえない意見だけど、参考になったモノや面白かった記事などをまとめて紹介。
引用や記事のリンクと私の感想とセットで紹介します。未読の方は、ネタバレにご注意を。
魂の叫び。
もちろん他の批評家の顔色を伺ったポジショントークでもなくて……
どうやって刺さったかだよ！ この物語がお前らの胸に！
魂にこの映画を突き刺した後の取り繕わない傷口を晒して欲しいんだよ！
一人のクリエーターによる視点からの宮崎駿監督「風立ちぬ」感想 - やや最果てのブログ
爽やかな書き出し。素晴らしい。私もなんとなく、そんなことを感じていたかも知れない。私が感想に書いたのは「たまらず泣いた」だったけど、どうにも「ありがたい感想」を求めているような感じがあった。
感想の内容を最後まで読んでみて思ったのは「ええ感想や。」ということでした。
美しいもの。
自分自身の魂が揺さぶられ、突き動かされるような、そんな”感動”というよりは、きわめて美しいものに出逢った”感銘”という程度にとどまったのが、正直なところでした。
『風立ちぬ』 - tapestry
魂が揺れた方でした。私は。ふーむ。まぁ、感想というか感じることは、人それぞれ、何に、どのように共感するか…の違いかな…と。「美しいもの」という観点はなかったので、次に観ることがあれば、注意してみようかな。
感じ方様々。
技術バカが夢で救済をしてもらうというオチになっていて、夢ばっかり見てんなもっと真面目にやれ、とはっきり言って私は激怒であった。
『風立ちぬ』〜『イングロリアス・バスターズ』の後にこんな第二次世界大戦映画を作っていいとでも思ってるの？(ネタバレあり) - Commentarius Saevus
感じ方は様々だなぁ…と。ただ、『救済』という部分は、考えさせられるモノがあって、最後のシーンが心の世界という意味で現実なのか？はたまた、主人公の『夢』なのかで、解釈は変わると思う。
オタクが許される物語。
今回の「風立ちぬ」は言ってしまえば「メカのことしか頭にないオタクが少女に受け入れられ許される物語」だからだ。
宮崎駿「風立ちぬ」は身体性に立ち戻る映画かもしれない - 狐の王国
…全般的に同じ映画を観たとは思えない感じが…。仕事と結婚と恋愛の対立構造なども感想でよく読んだけど、作り手を知りすぎると、こんな風に感じることになるのかな…。
エゴ？
これだけ己のエゴの臭気で人をムセ返らせといて、最後で畳み掛けるように泣かせに入る厭らしさ。老獪な大人のくせにシレッと少年のふりしやがって。泣きながら腹が立った。
「男の子」は高いところばかり見ている（あるいは昔、飛行機乗りだった父へ）‥‥『風立ちぬ』感想 - Ohnoblog 2
『エゴ』という部分は、私の中でそんなに感じなかったのだけど、最後は、泣いて帰ったのは同じかな。最後の『泣き』に関しては、泣いた人は、その理由を考えると面白いと思う。
私は、『無情』だろうか。恋人は死に、零戦は帰って来なく、でも生きる、生きなければ…という部分。
ネタ的？？
奥さんはジブリ嫌い。
嫌う理由は、絵とかストーリーはファンタジックで一見素晴らしいけれど、それをおっさんたちが汗を流して作っているのだと思うとキモイから、美しくない、というものだった。
2013-07-26 - Everything You’ve Ever Dreamed
奥さんはジブリ嫌いか…。これを言ってしまったら、どうしようもないような…。と書いてみましたが、これ以降が小説とも真実とも分からないので、なんとも言えないです。アニメに関わらず、色んなモノをおっさんが作っていると思います。
ゲロを繰り返す。
今回の風立ちぬは違った。最後に皆が皆、Win-Winで終わるような内容ではなかった。宮崎駿氏は現実を描いたのだ。そして現実世界を生き抜く辛さを表現した
「風立ちぬ」を見て──歴史は繰り返される - 無意味の意味
引用部以外はゲロの話題が多いのですが、そのゲロで表現されたシニカルさを読み解く必要があると思いますが（できたら）。
それはさておき、全員が幸せで終わらない…という部分が、この作品が心に残る部分でした。もう１度見れば、結末が変わるのでは？と思えてしまう感じもあったのです。変わるわけは、もちろん、ないのですが…。
これらの感性と触れたこと、もう1度見た時に、色々な観点を与えてくれました。
関連記事。
私はむしろ、観終わった後に庵野秀明氏がベストだと思ったが…。思うに、演技がもっと上手い人だったら、心の壁ができまくりだったように思える。アニメーションの中に、アニメーションらしい演技を求めるなら、このような評価かも知れない。
風立ちぬ感想の感想･批判的意見やニュース等読んだ記事まとめ。 - 伝外超スデメキルヤ団劇
