彼方のアストラ23話(篠原健太)
選手の続きより。意外すぎるルカの真実よりスタート。ただ、女の子だった…以外の何かを予想してましたが…?まさかのインターセクシャル展開…。
おもしろかったところ。
- 唐突な地震。マンガ的に何かないとおかしいけど、それ以外に気になることがありまくり…。
- 毒親という激重テーマ。ジャンプじゃあ、そもそも親が登場しないマンガも多いなか、直球で題材にしている感じ(´;ω;`)。
- 叫ぶウルガーを見ながら、冷静な主人公。愛情を受けてる側に刺客がいそうだけど、動機は想像もできない…。
気になるところ。
- 篠原健太先生は、青少年の性に関わることを、マンガのテーマとして取り扱うことが多いけど、そういう作風なんだろうか?青年誌移籍も将来あるかも?
- 主人公の境遇の共通点を俯瞰して見る立場に刺客がいるとか?例えば、医者とか、政治家とか…。
- だいぶ昔にヨーロッパの芸術家で、ゲイの人がいて、男性的な部分と女性的な部分を使い分けている…というのをテレビで見た。
良かったところ。
- インターセクシャルは、グラーデーション。なんらかの参考文献を予感させる。
- ウルガーの回想シーン。悲しすぎる。自分では、どうしようもできなかった兄の死と、楽しかった頃の思い出…。
- 主人公の自分たちの境遇の背景の推測。最終的に浮かび上がる答えは、まるで分からないけど。
その他一言感想。
- 終盤のスケットダンスでも、似たテーマがあったけど、より突っ込んだテーマと言えるかも?
- 「養子」ってのも、激重テーマの一つだと思う。ジャンプ+ならではの連載なのかもしれない。
- 相手からの愛情を受けてなくても、親という存在に依存してしまうのは、子どもの悲しいところだと思う。オレは、その年頃は、だいぶ前に卒業した。
第24話、次回の予想。
地震で起きた津波の回避でしょうね。全員の力をあわせる。ただ、全員無事の平和的な展開じゃあなくて、波にさらわれて、何人か行方不明になったりしそう…?ルカとウルガーか…?
先々週と先週の感想
21話
楽園出発前のパーティー。いっそ、住んでも良さそうだけど、地球の捜索は、打ち切りになってるんよね。
彼方のアストラ21話・ウルガーが刺客なのか!?確定ネタバレ注意!ルカ・エスポジトの父親が政治家という…伏線!?22話予想・ジャンプ感想50号2016年JUMP+ - 伝外超スデメキルヤ団劇
22話
ウルガーが拳銃を撃つところから、スタート。かつてないほどのシリアス。
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余談。
すげー面白い。ジャンプ+は、本誌じゃあできないテーマを、じっくりとできる良いメディアだと思われ。