あんまり話題になってないけど、はてなで。テレビで安倍総理の集団的自衛権の会見を見ていて、東京新聞の質問には答えてなかったけど、会見の内容はうまかったと思う。
うまかったと思うところ。
国民を守る。というところが語りだしになっていた部分。例えば、海外で活動している日本人が武装勢力に襲撃されて、なんだかんだでアメリカの船にのって日本に帰ってくる。現在の憲法解釈では、その船の護衛に参加できないということも。
もしも、貴方の両親が、子供が、伴侶が、そのような憂き目にあったとき。同じ国民が他国に守られているときに、同じ日本人の自衛隊が護衛できないのはどういうことか!?という内容から入った。
そんなこと起きるの?
ただ、私の覚えている範囲で、安倍総理が話した例のような事件は知らない。個別自衛権や警察権の範囲で護衛できるのでは?という意見もあるけど、それよりも、前に、そんな事件あったの?そしてこれから起きるの?と思った。
ただ、可能性の話として絶対に起きないか!?と言えばそうじゃないから、そのあたりが上手くなった。ただ、武装勢力がいるような危険地域に日本人を渡航させないという選択肢はないのか?と思ったのだけど、グローバル化の世の中で、そうはできないんだろう。
自己責任論は?
同時に思い出したのは、数年前、日本人がテロリストに捕まったときに、テロとは交渉しない、自己責任だと、そもそも救出をしなかった事例を思い出した。あのとき、交渉をしたら同盟国のアメリカが救出してくれたのだろうか?
そして、憲法解釈はさておき、集団的自衛権が発動したときに、日本人が海外で危険な目にあったときに、救出の前に「自己責任」で切り捨てる可能性はないのだろうか?今後、総理が話されたような、アメリカの船で危険地域から帰ってくることはあるかも知れない。だけど同時に、日本人が海外で危険な目にあったときに、何がなんでも救出する…というような政府方針はあるのだろうか?
もしも、国民の生命を守ることも狙いの一つであるならば、自己責任という言葉は使わずに、今後は何があっても日本人が海外で危険になったら助けて欲しいと思う。
おわり。
しかし、はてなブログでこの話題にトップエントリに入っているのをみない。美味しんぼとかバッカリだ。個別の日記を読みに行ったら、みんな書いているのかな。