以下の記事を読みました。
- 「美味しんぼ」騒動に見る、暴走するネットユーザーの正義感について。 - Togetterまとめ
- ブックマークコメントしなかったこと・[Twitter][社会]これらの騒動が届いた現地の人の声で、表面化されてない気持ちの方が多いだろうと思うと、この話題のむやみな拡散は、これ以上は不必要に思える。
「自分は福島に住んでるけど鼻血など出てない!」という元気な意見が飛び交う中、実は出ている人がいる…というのは悪魔の証明というか、言えないと言っている人を探しだすのもできない訳で。
ただ、発売前の雑誌の早売りの内容を拡散させるのは、道義的問題があると思う。
これらの話題を読んでいて、思ったのは、以前書いていた以下の引用部。
インターネットで発せられる意見がどれくらい都市部の人のよるものか分からないですが、原発がある地方に対して、都市部からの発信は、賛成でも、反対でも、「現地にいない」という意味で一緒のようです。
作業員が語る福島第一原発の現実、北島教行さんの講演を聞いて考えたこと。 - 団劇スデメキルヤ伝外超
果たして、遠隔からわーわー言っているのが、現地の人はどう思っているのだろうか?鼻血が出ていても、出ていないくても、話題にしてほしくないという意見があって、それらを蹂躙しているとしたら、それは正義の氾濫のように思える。
美味しんぼの内容がデマだとするならば、拡散しまくったネットにも幾ばくかの罪はないだろうか。声にでてこない声を想像して大切にしたいと思いました。