俺の中学校がテロリストに占拠されたのはどう考えてもテロリストが悪い!第6話。
昼過ぎに、一緒に登校するのは武隈津金井子。幼稚園からの幼馴染だ。本名は読みにくいから、マサコと呼んでいるし、実際のところは本名は本城真沙子という。聞くと、マサコも朝食で、納豆を食べるか食べないかで家族会議をしていたら、昼になったという。
んな訳ない。
不思議な感覚だけど、コイツが隣に住んでなかったらな、思う時がある。マサコとは反対側のお隣さん、弧逸雅文はすごい変態で、学校にも行かないし、ヒキコモリだし、インターネットを1日中インターネットをしている上に、ブログも書いている。邪悪。邪悪な存在。
という話ではなく、マサコは、顔とか、結構、美人だと思うんだけど…。一緒に過ごした日々が長いせいか、恋愛とか、そういう感覚じゃなくなったと思う。子どもの頃に、河原で濡れたエロ本をみつけたとか、そういう感覚が、体験がダメなのかも知れない。
「ん?何かついている?納豆?」
おっといかん。あんまりとマジマジと見てたのがバレた。納豆はついてない。うるさいヤツだけど、この「ん?」は好きだ。半疑問文…というのとは、違うのだけど、悪くない。ちなみに、この下りは筆者の中学時代に好きだった人の口癖が、そのまま繁栄されている。もう10年以上会ってないけど、確実に結婚しているだろうな。
「1時間目は、英語か…。」
「あ、ヤバイ。宿題忘れてきたかも。」
「って、もう終了してるっつーの!」
「今からじゃあ、写させて貰うには時間がないか。終了しているっつーの!」
ええい、ままよ!と、ボクとマサコはダッシュした。しかし、まさか、校門であんなことが待ち受けているとは…。
続く。
ルール。
- ブクマコメントで展開希望があったら、それに習って進んでいく。
- なかったら通常通りに進んでいく。