はだしのゲンの中沢啓治さんが亡くなられる、戦後の歴史の転換点だと思う。

テレビで「今の政治家は戦争体験のない人が増えている」という話がされていて、外交とか、憲法九条を巡る問題を考えた時に、やはり、体験している人と、そうでない人では、考え方が変わるそうです。

以下のニュースを読みました。

• 朝日新聞デジタル：漫画家の中沢啓治さん死去　「はだしのゲン」作者 - おくやみ・訃報
  http://www.asahi.com/obituaries/update/1225/OSK201212250011.html

先ずは、おくやみ申し上げます。

戦後の転換点に思えた。

ちょっとオオゲサかも知れないですが、中沢啓治さんが亡くなられたことは、戦後の歴史の転換点に思えました。勿論、戦争体験という意味では、これから先、戦時中を生きた人は、少なくなってくると思いますが。

それでも、マンガの形で表現され、そして、図書館とか小学校の学級文庫や図書室にも並んでいる（私の小学校にはありました）マンガの作者の方が、この世を去るというのは、影響が大きいのじゃないか、と思います。

そこから世の中が右に傾いていくとか、そういうところまでは、思いは至らないですが、何か、大きな影響があるのだと思います。２ちゃんねる転載ブログでも、この話題は扱われている感じですが…。

私は、怖くてクリックすることが出来ませんでした。これから失われていくかもしれないモノが、既に失われていたら、どうしよう…と思った訳です。