ジャンプ感想を書いていて、読者としてホットだった時期は、2006年頃だったように思えます。定期的にパロ漫画を書いていた人、ジャンプ感想がWebラジオで発信されリスナーとして参加した夜。あの熱は、まだ、どこかで生きているのだろうか?
アルファブロガーは死んでいた。
時々、ヘッドラインに並べてもらっている『まなめはうす』さんを見てみると、私の書いた記事『アルファブロガーのPVは月何万PVくらいになればアルファブロガーなのか?』に対して、以下のコメントが…。
個人的に、アルファブロガーはほとんど壊滅したと思ってますよ。今はすぐに伝搬しちゃうので中の人の影響力が及ぼす度合が小さくなってきている。アルファブロガーは死んだなんて記事書いたら良いですか?
まなめはうす
か、壊滅した?死んだ?不思議とこの記事を書くことを2006年頃に体験している気がするのですが(デジャビュ)、似たようなことを考えていたのかも知れない。
伝播と影響に関しては、そうだな…と思いつつ、「死んだ」とか「終了」で検索してみると、以下の記事が…。
[徳力]8年間つづけたアルファブロガーアワードを、今年で終了することにした理由それがツイッターやFacebookの普及により、年に1回しか更新しないブログでも、初めて開設したブログの一記事目でも、自分のソーシャルグラフにいる友達に手軽にフィードすることができるようになり、記事の内容さえ面白ければ無名のブログの記事が多くの人に読まれるケースも増えるようになりました。
なんと、今年の2月くらいで終ってたみたいです。では、私は、なれないモノに、なろうとしていた訳か…。
アルファブロガーの定義をボヤっと考えていた。
終了したアワードのことは、なんとなく、知ってましたけど、そもそも、私は、『アルファーブロガー』という言葉を感覚的に使っていたな、と思いました。正直な話、『シンパシー』とか『アンチテーゼ』とか『メタフィクション』とか、非常に感覚的に使っているのですが、それに近い感覚で。
だから、アルファブロガーというのも、「なんかすごいブロガー」と考えていたのですが、もうちょっと掘下げると、人とブログが一致する、書いたことが社会的な影響を与える、取材とか、テレビに出ちゃう、という感じかな?と思います。
ツイッターや、FB、はてブとかで、爆発的に注目を浴びることが出来ますけど、それが一過性じゃあなくて、継続する人が、アルファブロガーかな…。
言葉は生き続ける。
と思ったけど、アワードが終了した時点で、消えていくかも知れない。アルファほにゃららが使われる前は、ほにゃらら2.0が流行ったけど、最近じゃ、あんまり、使われないし。エヴァQが『3.0』なのは、偉いと思う。
アルファブロガーは生まれない。
ジャンプの新連載に近い気がしますけど、既に人気の連載が長く続いている現状から、新連載が生き残り難い、という現象に近い気がしますが、既に、すごいブログが多いから、すごいブログを作れない…みたいな。2ちゃんねる転載ブログとかも、そうかも知れない。
アルファブロガーという言葉が死に、そして、ブログも新規参入が難しくなっていくことを考えたら、もう、アルファブロガーは生まれないし、生まれに難いかも知れない。
勿論、FBやツイッターなど、本人性が強いところから、華々しく登場…というのはあるだろうけど、もう、ブログで本人が有名になる…という時代は、済んでしまったのかな?とも。
憐憫。終わります。
でも、「もう世の中に失われたモノ」を求め続けるのも、憐憫というか、しみじみしたモノがあると思うので、「アルファブロガーになりたい!」という言葉を発し続けようかな、とも、思いました。
「死んだ」という解釈が、まだ、不十分な気がするので、また、できそうなら、続きを書きたい…と思いました。が、なかなか、難しそうです。何か、まだ、頭の中がモヤっとしておるのですが。
また、お会いしましょう。