ここ二日間、丸一日鉛筆で絵を描いている…という日をすごしているのだが、ふと、思った。私は、無職だ。そして、充実感はあるのだけど、その充実感は、正解なのだろうか?
思えば、色んな一日を過ごしてきた。
- 授業に出ず演劇ばっかりやっていた。
- インターネットばかりやっていて、昼夜が逆転していた。
- 2留年の大学院は、修士論文漬け一ヶ月くらいで卒業した。
- 毎日20時とか、マックスで24時直前まで働いた日々もあった。
- 職業訓練とパチンコに明け暮れた日々もあった。
- 電気の勉強をやろうしているときもあった。
- そして、今は、マンガを描いている。
きっと、成人してから、大学を卒業してから、私が送ってきた日々の中で、正解は、3年間の就職生活だけなのだと思う。31年生きて、正解は、3年か…。10%。成人後で考えたら、約25%くらいか…。
今、マンガを描いていて、間違っている部分は、無職という部分だと思う。もしも、何かのアルバイトをはじめたら、正解と胸をはれるだろうか。それとも、「正社員じゃないとね…」という世間の目に負けるのだろうか…。
31年生きて、この状態は、やばい。もう折り返し地点は過ぎているし、確実に、「何にもなれなかった人」で死ぬような気がしてきた。やばい。
なんやかんや考えて、「せめて31歳で気付けて良かったかな」と思った。もしも、仕事を辞めてなかったら…とか、考えても、無意味だろうな。間違いないのは、今より、禿げていたということだろう。こまねち。