ジャンプ部屋整理をやっている中で、気になる表紙、新連載を発見しました。
詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談。。
この作品は、第一話が社会的、倫理的な物議を醸してしまいました。その内容や是非には、ここでは触れませんが、それも、「打ち切り」に影響しているのかな…と思います。
でも、人間である四ツ谷先輩が、怪談によって相手に幻覚を見せる…という設定等々の説得力もあるのじゃないかな?と思いました。それだったら、四ツ谷先輩は妖怪とか、超常なる存在にして、術とか魔力を駆使する…ぐらいの方が、分かりやすかったのかも。
後、魔人探偵脳噛ネウロとの相似性は、読み直すと分かりました。第一話の構成(ヒロインが抱えている謎は2話から解決)、四ツ谷先輩が求めている「最恐の怪談」が、ネウロが求めていた「究極の謎」と重なると思いました。なるほどなるほど。
- 作者: 古舘春一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/06/04
- メディア: コミック
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絵が驚くほど達者で、昨今のジャンプ漫画では珍しく、人が死にます。終盤のシリーズで展開された、人の死と、それによって「取り返せない」という悲しみは、当時、ジャンプを読みながら、泣いた記憶があります。
打ち切りになるには、勿体無い連載でした。ジャンプのアンケート体制が、どのように続いていくか?少しは雰囲気が変わっている気がしますけど…2、3巻で終わるには勿体無い連載がありますよね。でも、20巻超えとかになると難儀しますから、10巻代で終了してくれたら、非常に嬉しいですが…。
と読むだけの気軽な意見。こまねち。