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今だから話せる生霊体験(本当は話したらダメかも知れない)

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 鈴木先生(という漫画)を読んでいると、『生霊』とかの話が出てきて、舞台が現代社会の話なのに「嘘くせっ!」と思った。

鈴木先生 4 (アクションコミックス)

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 …と思ったのだが、実は、自分も生霊の体験をした事があるから、本当は「嘘くせっ!」とは思っていない。だが、自分に起きた体験も、あんまり信じられる事じゃあないから、なんとも、微妙な感覚だ。


 今回は、その生霊体験の話を書いてみようかと思った。もう9年ぐらい前の話だし、会う事もあんまりないだろうし、このブログを読んでないだろうから、別にいいのじゃないかな?と思った。本当は、ダメかも知れないけど…。

 あれは、私が22歳になる年で、大学4回生だった。卒業公演とかやっていた、演目は私が書いた『メガネ大使』の改訂版だった…。卒論と同時進行でやっていたのと、私が、スタッフとの打ち合わせをめんどくさがる(本当は決断力を求められるからなどで苦手)、決めないといけない事を、ちゃんと決めない…というのが度重なっている頃だった。

 音響の打ち合わせをしていて、音響担当の女の子(後輩)が選曲してくれた曲を一通り聴いて、選曲のリテイクを出したら…彼女も限界が来ていたらしく、一触即発の雰囲気になった。実りのない言い争いになるちょっと前…みたいな。その場に他の後輩もいたので、変な事にはならなかった。

 …吊橋効果とでも言うのでしょうか。私の適当さが招いた状況にも関わらず、私は、その子の事を好きになる一歩手前になっていました…。そして、その夜、じゃあなかったかも知れませんが、その数日以内の夜に、生霊が現れたのでした。


 …現象が起きた後に、「い、生霊!」と思ったので、生霊だと思った訳なのですが、夢と現実の境界で、非常にリアルな夢、映像を見たという感じ…というのが近いかも知れません。声も耳で聞いているような…。件の女の子が「のっちさん」というあだ名で私に呼びかけて来た…という事でした。すがるような、割と、悲壮な声で…。それを聞いて、自分が、吊橋効果で勘違いしていることに気付き、寸での所で踏みとどまる事が出来た訳でした。

 私の前に現れたのは生霊だったのだろうか?少し前に4回生の時に書いた別の脚本を読んでみると、ガチで幻聴のたぐいが起きていたみたいたいで、22歳の頃は、精神的にヤバかったのかも知れません。もしくは、その女の子に生霊を飛ばす能力があったのか?本人に会える間に「生霊飛ばせるの?」くらいの事は聞いておけば良かった。いや、聞いたことあったかも…覚えてないけど…。


 鈴木先生では、生霊を飛ばす側の女の人も、その事を自覚しているっぽいのですけど、実際には、気付いている女性はいるのかな?そそればっかりは、聞いてみないと分からないけど…。

 で、自分の生霊体験を思い出すと、時限式の感情爆弾みたいな感じかな…と思いました。相手に印象付けておいて、夢とか、夢との境界で爆発する…みたいな。生霊を飛ばすとは、そういう感情爆弾を相手に仕掛ける能力なのかな…と。もしくは、生霊を受ける側の感受性の問題もあるのかな…と思いましたが…。


 なんで、今、こんな事を書いているのか?と言えば、鈴木先生を読んだから…なんですが、22歳の夏は最高に病んでいたので、9年経って、夏が近づいて、その頃の事を思い出したのかな…とか思いました。もっとも、生霊が現れたのは、冬なんですけどね。

 こまねち。