食べ物の美味しい、不味いに関する小説を書きたいな…と思った。上手く例を挙げられないが、例えば、恋人と話題のお店に食べに行ったら、激マズだったりしたら、二人の間に、言い知れない空気が流れるのではないのだろうか。
例えば…
自分は食通だと思っていたが…
友人との関係。自分は食通だと思っていて、友人と色んな店でご飯を食べていた。雑誌とかホットペッパーに載っているような。ある時、友人と、友人の下宿の近くの定食屋(古い汚い)で食べる事になった。
こんな汚い店…と思っていたのだけど、自分が追い求めていたモノが虚しくなるくらいに、素朴で、そして、確かな味だった。美味いとはちょっと違う、懐かしい感覚だろうか。
キラキラした、派手な味付けを求めていた自分が少し恥ずかしくなる。
※できれば美味しんぼ的な雰囲気じゃあなくて、日常の、少し古い、懐かしい感じの空気を描きたい。京都大学の周囲の定食屋街の雰囲気とかがイメージソースかなぁ。
夫が料理を作ったら…
新婚。専業主婦に落ち着いた私は、夫を喜ばせるために、毎日オレンジページとかを読んで、工夫を凝らした料理を作っていた。夫はニコニコと食べてくれる。
ある日、何か外で用事があって、クタクタ。その日は、夫が晩御飯を作ってくれた。それが、自分が作る料理よりも、美味しい。盛り付けも小奇麗で、こ慣れている…。
夫は何も言わないが、私は、なんとなくいたたまれない気持ちになって、箸を咥えていた。「…………。」。器用な夫というのも、問題だと思った。
カップ麺を千円分作ったら…
急なお小遣いを貰ったから、カップ麺を沢山買って、いっぱい食べようと思ったけど、途中でお腹がいっぱいになり、食べきれない。そして、浅はかな自分に後悔する。
この少年は、超有名なあの少年だけど、食べ物に関して小説を書きたい…という気持ちの源流は、ここにあるな…と今思った。
結論
誰か書いて。