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昨日、親戚の類と一緒に家族で回転寿司に行って来た。ボックス席が予約待ちまくりだったので、カウンターに座ったのだが、後から来て、私の横に座った中高年の女性二人連れは、ややこしい目の客だった。会話のテンポとか、話し方とか。なるほど、ボックス席はこういう煩わしさがないから人気なのだな、と思うと同時に、これも寿司屋に来た情緒かな？と思っていた。
女性二人連れは、主に娘さん（もしくは嫁？40〜50歳くらいか？）と思われる人が、イニシアチブをとっていたのだが、目の前でお寿司が流れているのに、店員さんに注文をしようとした。目の前に、注文用の回線のインターホンがあるのに、お会計ボタンを（間違えて）押して、店員さんを呼び寄せて…。
まあ、確かに、ボタンが並んでいてややこしいかな。
全然、食べてない間に「会計ボタン」が押されて、女性の店員さんは、慌ててやってきた（そりゃそうだろう）。それはさておき、娘さんは、注文をしようとしたのだが、それを遮る形で、女性店員は、「会計ボタンと注文インターホンの使い方」を説明していた。
娘さんは、色々と「わさび抜き」で注文していた。しかしだ、その店は、レーンに流れている寿司は「全てわさび抜き」なのである。だから、女性店員は、少し食い気味の会話で、それを説明していた。
寿司レーンの屋根にあた部分に「全皿わさび抜き」と確かに書いてあった。些細な事だが、情報を得る力というのは、大事だな、と思った。本当に、ややこしい客だ。
それからしばらく、私は黙々と食べていて、女性二人連れも食べていたのだけど、何回か、「ややこしいお店ね。ね！」という感じの意思が私に向けられた気がしたのは、気のせいだろうか。
私達が食べる前に、女性二人連れの方が先に食べ終わったみたいで、最後に、持ち帰りの注文をしていた。今度は、注文用のインターホンを使って。ただ、注文用の回線は、一方向通話（ちゃんと書いてある）で、娘さんは、それを使いこなせてなくて、おそらく、うまく使えてない。店側も業を煮やしたのか、直接やってきた。そして、お持ち帰りの注文を受けていた。もしくは、持ち帰りの注文は、注文回線を使わないのかも知れない。
持ち帰り用オーダーシートがあるらしく、店員さんは、娘さんに渡した。のだが、娘さんは「細かくて見えない。」と言っていた。だから、口頭での注文になった。「○○を1皿、卵（これだけ覚えている）を3皿…」という感じで、注文をしていたが、それも、女性店員が遮るような形で、「ご注文は、○個、もしくは、○人前で承っております（みたいな事）」を言っていた。
おそらく、持ち帰りの注文を終えて、女性二人連れは帰っていった。思い返してみれば、注文等々の仕組みに関して、全てが上手く行ってなかった。よく観れば、掲示されている事も多い。回転寿司のルールも、人によってはハードルが高いのかな、と思った。
二人連れが去り、奥に座っていた、男性一人客が見えた。二人連れよりも高齢ぽい。おそらく常連。まるで自分の庭のように、ビールを注文し、一方向通話を駆使して、うなぎを二皿注文していた。
本当に、ややこしい女性二人連れだな…と思った。
のだが、今日になって思い出してみると、女性店員の接客にも色々と荒があるように思えた。以下、先に挙げた事例を指摘。
- 会計ボタンと注文インターホンの間違いとわさび抜きの誤解
お客さんの注文を喰ってまで、システムの説明をする必要があったのだろうか？注文を受けてから、「注文はこちらで」とか、「レーンのは全てわさび抜きです」とか言えばよかったのじゃないか。
- 一方向通話が上手く使えない
正直、上手に使いこなせない人多いのじゃないかな。電話とかの双方向通話の方が普及しているし。店側としてのフォローは必要な気がする。
- 持ち帰りに関して
流れている皿は、基本的に1皿2個。グレードの高いモノは1皿1個。だから、皿数じゃあなくて、○個とか、○人前（1人前は何個なんだろう？）とかで、受注するのは分かるのだけど…卵3皿とか「卵6個」とか容易に想像がつくと思うのだが…。少なくとも、「卵3皿ということは、卵6個でよろしかったですか？」みたいな言い方もできただろう。
確かに、隣に座っていてもしんどいややこしい客で、お店も忙しくなり始めた頃で、店員さんを糾弾するのもどうかと思うし、正直、「お客様は神様！」という考え方も大嫌いなのだけど…ちょっと胸に引っかかる出来事だった。私も、お客さんと接するときに、同じような事をしてしまっている気がする（まぁ、いいけど）。
接客とか、マニュアルとかって何だろう。
後、回転寿司って、割とハードルが高い。
そんな事を考えた盆休み1日目だった。
