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相棒14第10話「英雄」感想ネタバレ注意「テロで死ぬのはむこの民ばかり」という発言は今の世界に対する強烈なメッセージだろう(乱れ蝙蝠)

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はじめに(ナカノ実験室)。

私はyarukimedesuで、この記事は友人の乱れ蝙蝠からの寄稿です。

相棒「英雄」感想

いや~正月から重い気分にさせてくれる。明梨の慟哭を背に右京さん達が去っていくシーンはすごく重い気分になった。とことんまで憎しみでしか生きていけなかった二人だったな・・・。あの後、明梨さんが強く生きていってほしいと思う。ただ利用されただけの人生だった。

本田篤人が死んだのはショックだった。思わず敬礼したわ。重い十字架を背負いながら、最後は弱者の憎しみを晴らそうともがいた彼に敬礼。

娘が言った
「ドラマの中の正義の味方は孤独な英雄が巨大な悪の組織に挑むのに、現実は巨大な組織の警察がたった一人の悪人を追い詰める」
みたいな言葉が考えさせられた。しかし、つくづくこのドラマは警察とか国とか組織を嫌いにさせてくれるなあ・・・。刑事が主人公なのに。


「テロで死ぬのはむこの民ばかり」
という発言は今の世界に対する強烈なメッセージだろう。
ただ私はテロリストをただ、怪物とかそういった言葉で非難したくない。追い詰められた弱者が暴力に訴えるのを、その根本にある問題を考えないまま潰そうとするのは絶対間違っている。


大晦日に放送されていたクイズ番組、「サバイバー」で相棒 メンバーが出演しており、今回のゲスト明梨を演じた武田さんが出ていて、くりぃむしちゅーの上田に弄られていたので、どんな役か気になっていて、最初
「右京さんと出ずっぱりじゃん。美味しい役だなあ。」
と思っていたのだが、それどころじゃなかったなあ。毒を塗って殺し、高笑いするシーンは名演技だった。

大黒議員が本当に子供に悪戯したかははっきりわからんかったな。俺は完全に西村和彦のでっちあげと思っていたんだが・・・。もし、本当だったとしたら大黒議員は逆恨みを子供達に晴らさせようとしたのか?だとしたら子供達は利用されただけじゃないか。後味悪すぎ。本当に大黒議員は人格者だったのか?何処にも当てようがない憎しみを子供達は利用されただけだったのだろうか。憎しみには理屈には通じない・・・。


三浦さんの登場、最初だけだったなあ。イタミンや芹沢君との共演見たかったぞ。後、サルウィンがとんでもない事になってるようなのに亀山君の名前出ないのひどくないかい?


片山雛子怖すぎだわ。西村和彦死んだのに表情一つ変えないし。議員辞職にも裏あるぞ、絶対。西村和彦は違法な事を何もしてないのに今回、一番の悪人だったわ。格好いい強い事ばっか言って、地元を破壊しまくったり強引に既製の物を破壊したり、安倍総理が思い浮かんだわ。俺が心底嫌いだからだけど。

相棒は元日でも容赦しないなあ。南果歩さんゲストの「聖戦」もそうだったが。

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